|
カテゴリ:カテゴリ未分類
とても有名な著者や名作と言われる作品は往々にして知っているつもりでも原作を読んだことのないことがある。
ラフカディオ・ハーン、日本名小泉八雲の怪談もそんな本の一つだった。たまたまブックオフで目に留まったので買って読んだ。初版は昭和31年、なんと63年前です。 角川文庫で定価は520円+税。だけどブックオフなので多分300円くらいかな? この本は原作ではなく、訳者の田代三千稔さんが編集したものです。 読んで途中からなるほど素晴らしいなと思いました。短いお話が沢山あるのですが、どれも死とか霊魂を扱っているのに抑制のきいた内容というか怖ろしさにも上品さがあり芸術味豊かと思いました。 原作は英語でしょうから、翻訳の日本語も素晴らしいと感じました。 知っているつもりでもきちんと読んでなかったので、読んでみてとてもよかったと思いました。 ラフカディオ・ハーンという人そのものについての解説も勉強になりました。 皆さんに、是非ご一読を是非お勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.01 09:23:00
コメント(0) | コメントを書く |