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カテゴリ:潮騒釣行日記(実釣編)
昨日、春の御彼岸も近いので南房へ 花好きだった義母さんへの檀花を仕入れに出掛けた。 お馴染み花農家さんの路地物は既に終わってて 香りはやや薄めだがハウス物のストックを仕入れる。 今季初の磯遊びを数時間だけ楽しんだ で…初釣りでの戦利魚(怪魚)が上記写真と 春先は乗っ込みで来る黒鯛である。 (釣行記は後日…) 寒鯛は石鯛釣りに嵌ってた若い頃に 幼魚50cm級(牝)を上げたことはあるが まさか牡の巨魚コブダイは初めて 今回、遊びのつもりでやったのに これまでの常識を覆す体験をした。 まずこの魚はベラ科なので活動時間は昼間のはず ところが掛けたのは夜釣りモードである。 それとご当地に80cm越えが棲んでることと ワイヤーでなくナイロンハリス5号で上げたこと。 (実際、掛けてから取り込むまで15分間も要した) = 両魚 頭部分をズーム = 顔だけのupなので分かりずらいが… 当夜使用の針もハリスも同じもの。 コブダイは大口でその強靭な歯と顎で サザエなどの貝類もバリバリかみ砕き食するのに この大きさまで用心深さで生き延び、 恐らく幾度も釣り人の仕掛けを引きちぎってきたのだろう。 魚体に比べ”小っちゃな鯛針10号”なのに丸呑みせず、 大合わせによる 唇カンヌキにギリ掛かってる 因みに…この時期、無用と思われたタモ網を持参 どうにか寄せて、タモ網チタン枠を両手で持ち上げようとしたら… 重すぎて持ち上がらず、偶々持ってた荷物置きシートに 載せ引きずって釣り座まで上げることに成功~ 運が良かったとしか言えない。 魚長はその場で測ったが… 体高があり腹が醜いほどのデブそのもの… メタポ過ぎて重量は測る気にもなれず (携帯用計量秤は持参してない) 恐らく15kg近くはあると思う。 流石に三ヶ月振りの磯夜釣りともあって 精魂尽き果てて磯際でへたり込む始末… 当初から3時間だけの釣りだったが 即納竿した。 下北半島・佐渡以南の各地に分布しているが、沖縄県にはいない。 全長1mに達する大型のベラで、沿岸の岩礁域に棲み、強力な顎で甲殻類、貝類などの硬いエサを好んで食べている。 喉にも歯を持つので甲殻類なども殻ごと捕食する。昼行性なので夜にはほとんど活動せず岩陰に潜んでいる。 体長50㎝くらいまでの幼魚・若魚にはトレードマークのコブはない。 主に磯底物釣りの外道となる魚だが、小磯、防波堤周りにも居着き、小物釣りの竿に掛かって釣り人を驚かせることがある。 食味が良いので寒い時期に「カンダイ(寒鯛)」という呼び名もある。 寿命は7年程と言われているが詳しい生態については不明。 市場に出回る機会は少なく、関東地方では評価が低い魚であるが、旬の時期のコブダイは美味しいと言われる。 〇形態 体色は赤~赤褐色で、幼魚の間は体側中央を走る淡色縦帯があるが、成長とともに消失し体色と同色に変化する。 成長した雄は前頭部がコブ状に突き出す。また、下アゴが突き出しており受け口になっていて唇は厚い。 オスは大きいもので体長1m、体重15kgを超えるのもの存在し、ベラの仲間では最大級の大きさを誇る魚である。 メスはオスの半分ほどの体長までにしか成長せずアゴの突き出し方もオスほど顕著ではない。 また、メスにはコブもないが、体長が60cm以下のものはメスでそれ以上に成長するとオスへと変化する。 口内には大きな歯を持ち、咽頭部にも鋭い歯を持っている。アゴの力も著しく強い。 〇食味 旬のものは脂ののりが良いが、大きくなればなるほど食味も大味になるので体長50cm程個体が好んで食される。 もっちりとした食感の白身だがやや身が柔らかい。コブダイは塩焼きやフライ、煮付けなど様々な調理法で料理される。 寒期は脂ののりが良くなる時期なので刺身で食するのはこの時期のものがおすすめ。 コブの中には脂がたっぷりと含まれているので、カマをまるごと利用して鍋物や煮付けにするのもコブダイならではの食味を感じられる。 その他は、コブダイのしゃぶしゃぶも美味で、半生状態の身はぷりぷりとした食感が楽しめる。 夏場に水揚げされたものは磯臭さが残る個体もある。 良い週末をお過ごしください 当HP内の文章及び画像の著作権は当管理者に帰属します。 無断で複写・転載・使用することを固く禁じます。 ★blog等への『騙り投稿』『誹謗・中傷投稿』はお断り致します。 またblogコメント投稿者同士のやり取りも荒れ防止のため禁止致します。 それとおぼしき投稿と判断した場合は当管理者権限にて削除致します。 尚、該当者ドメインは当管理者で把握しておりますので以後、 当サイトへの投稿規制処置をさせて頂きますのでご承知おきください。 thank you トンボが今は亡き大先輩から譲り受けた座右の銘 当hpも掲載中! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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