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プロフィール

磯トンボ

磯トンボ

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=管理人からのお知らせ(お願い)=

コロナ五類化に伴いこれからは自己管理となります。とは言え大自然の中で楽しむ釣りは、自然は勿論のこと地元の方々の生活の何事も害してはいけません。房総半島への釣行の際は、ご当地ルール順守して 節度ある釣行にご協力のほど 宜しくお願いいたします。

尚、「MENU」内の「釣り場(南房)」紹介については、諸般の事情(NET功罪)を鑑みて公開を取りやめております。ご了承ください m(__)m

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2024年03月24日
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tonbo-anime.gif today diary

先週の半ば、お彼岸用の花を仕入れる用の序に
数時間だけ南房で遊ぶ目論見で
釣り道具を車に積み込んだ。

初釣りからオデコは避けたいもの…
外房で今釣れ盛ってるでもと思ったが、
鯵釣りにそれほど 釣り趣もそそられず
数釣りで満足する性分でもない。
(元来、武士は喰わねど高楊枝のtype泣き笑い)
また物議を醸しだす騒々しい場は避ける。

『釣りは 寂しさを感じずに
孤独を楽しめる ただ ひとつの遊び』


どうせやるなら…2024年もオデコ覚悟で
大物狙いの磯へと向かうグッド











この日、潮回りはさほど良くないが
夕まず目まで珍しく南風が吹くとあり
前年、一度しか竿を出してない釣り座を選んだ。

前日まで北風が吹き荒れた割には
海はそれほどの濁りもなく
釣りオフシーズン中でもあり釣り座は総て空いてたOK













天候は下り坂、日没から南西風が強まる予報
uma魚に出会えるチャンスはなさそうだが
万が一ってこともあり、タモ網も釣り座に持ち込む。

今回は新調した「TATULA TW 400H」の初試しがメイン。
現地実釣も兼ねたコマセ空打ちを回転よく時計小一時間、
仕入れたコマセのほぼ半分1kgをpointに打つ。











時計17時から自製首折れカゴ&針を装着し本釣り開始!
潮は緩いながらも真潮に流れて良い感じ~

餌盗りも居ず、付け餌は毎回付いて戻る。
まだまだ海の中は冬仕方ないか…

南の追い風の割には地元でやった投げ練ほど飛ばない。
50年間、abuリールしか手にせず
飛行中、無意識に親指でドラムを触る癖…
(体に染みつくサミング癖は簡単に直せない)











遠投重視でやり出し 本釣りから半時後に
当たり!
daiwaTW 400Hにはラチェット機能がついてない。
ここまで一度として当たりもなく
この時、置き竿にして次のコマセ準備のため
置き竿で背を向け竿から目をそらしてた。

振り返ると…ラインが ”ガンガン” 出てて( ゚Д゚))))))
慌てて竿を手にし、ドラックを閉め大合わせ~も
根に回り込まれて 簡単にハリスを切られた。











正直、いきなり本当たりが来るとは思ってなく
期待もしてなかったので それほど失望感はない。

ここから軽量ウキを夜り用に交換し
針を結び直して再度、同じpointを流した。

5~6回は投げ繰り返したろうか…
さっき置き竿で失敗したので、
腰かけ用小型クーラーボックスに
腰掛けて 持ち竿で当たりを待つ。

辺りが暗く流石に気温も下がってきたが
シッカリ防寒対策してるので寒さは感じない。

上空を飛ぶ夜間飛行機の明かりが穏やかな海面に映り
”ボーッツ” とした虚空なこの時間が好きである。



ところが…ところが…ドラマが訪れた。
”ズボッツ”
当たり!!












ここからこれまで磯釣り人生で味わったことのない
死闘を体験することになる…

腰掛て竿を水平待ち状態から
立ち上がり竿を煽り大合わせしたところ
”ガクン”と元位置水平まで戻され
更にもう一度、追い合わせする。

竿の曲がりからして獲物は只物でない。
三段引きから激しく沖目に遁走し
ドラックを緩めにしてたので
最初のひとのしでラインが30~40mは出て雫
ウキ位置がどこに在るかすら解らない。

竿先のライン角度から方向を確認し
もうこれ以上、ラインを出すのはダメと判断、
ドラックをガッチリ締め、戦闘態勢をとる!!

前に逃げられなくなると 巨魚は潮下に走り出した
沖の根に逃げ込もうとしてる!?
ヤバい!
竿しなりとライン伸びだけで遁走を凌ぎ止め、
やんわりポンピングで少しでもハンドルが巻ける様なら巻く
この繰り返しを続けて魚との距離を縮めた。

どうにか50~60m位まで寄せると
今度は左磯の張り出した浅瀬に向かおうとする。
そっちはダメ! 立ち位置を右側に走り移動し
水平に竿を寝かせて頭をこちらに向かせた。

ここから少しだけこちらが主導権を握り
どうにか根の少ない正面に引き寄せ誘導…
すると再び頭を振りながら沖に走り出した。

ここが勝負と…ドラックを少し緩めて走らせ
この間に後方のタモ網を磯際に放り投げた。


再びドラックをキッチリ締め
出たラインを巻き取りとるが・・・
流石に腕も腰も痛いし 体も限界
これが last chance !
今を逃したら、こ奴は取れないかも。。。













ところが初釣りシルバー釣り師に
この夜の海の女神が味方!?
こ奴は沖から何かに追い立てられたかの如く
反転してこっちに向かい泳ぎ出したスマイル

なだらかにせり出す瀬際まで移動し
竿で誘導~タモ枠に頭を入れ ラインを緩めると
向こうから網底にすっぽり体を丸めネットイン!
やれやれ。。。。

両手で網枠を持ち上げるも重過ぎて上がらない。
それとタモ網の網がデコボコ岩に引っ掛かり
引き摺り上げられない。
タモ網はそのまま放置して
荷物置きにしていた厚手シートを磯際に敷き垂らし
滑り台の様にして引きずり上げることに成功~ダブルハート






格闘中の頭の中は大鯛の想定しかなく
磯際でライトを照らし、浮き上がった魚体は…
それっぽい色だったので核心に変わる!!
が…しかし、頭部分は何か変?だ。

よくよく見たら・・・これは
コブダイ
それもとてつもなくデカイ奴。
こんなのが夜回遊するか?

昔、石鯛釣りに嵌ってた頃に
寒鯛50cm級を捕ったことはあるが
巨魚に育ったコブダイは初めてである。

当時の道具立てはとても頑丈なもので
石鯛竿、abu10000c、道糸16号、ワイヤーハリス、石鯛針
反して今宵の仕掛けは…籠釣り仕様のハリスはナイロン5号…


その後、可愛い黒鯛(同魚45cmは普通に良型だけど)を追釣し
精も魂も疲れ果て時計19時に納竿した。








 本日の釣果・データ備忘録 


2024年釣行;1回目
釣行日;3月19日(水)
釣行場所:千葉 房総磯
釣時間;投げ練 前打ち16:00~17:00 本釣り17:00~19:00
釣果;コブダイ:1枚(83cm 14~5kgぐらい)
   黒鯛:1枚(45cm)




潮;長潮
満潮;--時頃
干潮;19時頃
風向;南東1m~南西6m
波・ウネリ;0~3m
水温;--度






本日の道具立て・仕掛け

・竿; G社製 カゴスペシャルver4 BT仕様3.5号5.8m
・リール;D社製 TATULA TW400H
・ライン;S社製 玄人専用強力糸海平ナイロン6号
・籠;自製 シャフト中折れ一発籠
・ウキ;自製 超軽量羽ウキ20号自製 LED光源
・天秤;自製 直結式ステン天秤
・針;真鯛針10号
・ハリス;5号




【釣行後記】
人生、長いと普段の生活でも先入観念はあるもの
趣味釣りの世界でも同じ・・・
自分が知り得ない情報は特にそうである。

ベラ科の魚は昼間活発に行動する。
コブダイもベラ科で夜行性でないと思ってた…
自分で体験したことでは、石鯛も同じで
数年前に籠夜釣りで釣れたことがある。


2024年初釣り・・・
初っ端から度肝を抜かし驚かされたが
雑魚の数釣りより 狙うなら大物~
オデコは承知の上で夜磯を徘徊し
無事・安全をモットーに孤独を楽しみたい。




籠釣り師の皆様、本年も宜しくお願いします~








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トンボが今は亡き大先輩から譲り受けた座右の銘
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最終更新日  2024年03月25日 12時18分11秒
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