昨日の夜は、B林と共に、杉並公会堂にて「西江辰郎＆岡田将　デュオリサイタル」を見てきました。
本来なら聞いてきましたと書くのが正しいのかな？
でもわたしたちは、もちろん聞いてたけど、それ以上に西江さんと岡田さんを凝視してきましたｗ
見すぎて目が乾燥して痛かったもん。

プログラムは
＊シューマン：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　第2番　二短調　作品121
＊ヒンデミット：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　第1番　変ホ長調　作品11の1
＊ブラームス：ヴァイオリンとピアノのためのソナタ　第3番　二短調　作品108
でした。

いつもTVやDVDでやってるみたいに細かい感想をかくのは、わたしそこまで詳しくないので
書けないのですけれどｗ
ヴァイオリンも弾けないし。
ピアノももう何年も触ってないし。
だから、本当にただわたしが勝手に思ったことですけれど。
西江さんの音は相変わらず凄くニュートラルな感じがします。
好きなように聞けるというか。
その向こうを想像しやすいというか。

いつも書いてる通り、わたしは聞きながらどうしても踊ることを考えてしまうのですが、
西江さんの演奏は、同じその時の演奏を聞きながらも、数パターンのイメージが湧く。
こういう感じでやってもいいかもしれない、こういうのも面白そう、とか。
真面目に演奏に集中して聞け！
と怒られちゃうかもしれませんが、わたしは西江さんを凝視しながらも想像の世界で
踊ってます♪

ヒンデミットのソナタ、今回初めて聞きましたけど、これで踊るのが一番面白そう＾＾
わたしが普段どんなん作ってるか知ってるひとなら
「あ～好きそうだね！」
って言うと思うｗ
他の方が演奏するのを聞いたらまた違うかもしれませんが。


演奏自体もそうですが、西江さんは本当に本当に相変わらず演奏姿が美しいです。
見た目にもニュートラルなので、余分なことに気を散らさないで見れて凄く良いです。
何となく、イメージ的に、シルヴィ・ギエムっぽい。
無駄をそぎ落としたオーラが共通してる気がする。あくまでわたしのイメージですが。
逆に、岡田さんは見ていてすごく面白かったです。
その2人のバランスも見ていて楽しかった。
やっぱりまたピアノ始めよう！と決意しました。

そして西江さんはやっぱりやっぱり手が綺麗！！
羨ましいほどに。
そしてさらに、声の柔らかいこと！

佇まいの美しさと、手の美しさと、話し方の素敵さ。王子というより貴公子。
アリカさんと双璧をなしますね！！

西江さんはヴァイオリニストですから、その場から動きまわるようなことは演奏中には
（演奏後も動きまわりはしませんけどねｗ）ないですけれど、それなのに、
舞台上を支配してしまうのはさすがだなぁと思いました。

わたしこの間、スタジオパフォーマンスという、振り付けの勉強会みたいなのに参加しまして。
そこで作品を発表したのですけれど、その時、中学生の子とわたしと二人で踊ったんですが。
中学生のMちゃんにメインで踊らせて、わたしも踊るけど、同じ場所からずっと動かないという
構成で発表したのです。
位置を動かないというのはとても難しいのですよね。
舞台の一部分しか使わないのだから、うまくやらないと他の部分いらないじゃん！ってことに
なっちゃう。
その時の作品は、気にいってくれる人と、そうでない人と真っ二つでしたｗ
こちらの意図を伝えるというのはすごく難しいです。
押し付けになっちゃったら意味ないしね。

西江さんは、毎度書いてますけれど、ダンサーのオーラがある人です。
羨ましいです。わたしにも分けてほしい・・・・
もちろんそれは、西江さんの今までのヴァイオリンに携わってる中で作られたものなので
わたしも羨ましがってないで努力しろという話なのですけれどね。
わたしの先生、もう亡くなってしまいましたけど、70になってなお舞台で踊ってまして。
30代のダンサーと体力的技術的に同じように踊れるわけでは全然ないのに、ソロで踊って
一人で空間を支配してしまうのです。
先生もまったく位置を移動しない作品を踊ってましたけれど、もちろんわたしのとは大違いの
素晴らしい作品ですよ＾＾

そんな先生をちょっと思い出しながら聞いてました。

やっぱり西江さんは何度も見たいヴァイオリニストです♪


終演後、サイン会に参加させていただきました。
西江さんと岡田さんに、プログラムにサインしてもらいました＾＾
額に入れて飾りたい。
わたし、すぐ紙系はくしゃくしゃにさせてしまう（わたしの意思じゃない！）ので、
大事に保管する。もう触らない！

西江さんは思ってたより小さかったです。
いや、小さかったのではなく、細かったです！
そんな西江さんにおこがましくも握手もしてもらって。
でも正直興奮しすぎてあんまり覚えてないｗ
うっかりなこと口走ったりしなくてよかったです。
ありがとう西江さん！
いろいろ楽しませていただきました。

本当に西江さんは眩しかったです。
仙台で握手してもらった時のマッコウと競るね、これは。←偉そうｗ
やっぱり素晴らしい人は輝いてるものなのですね。
頑張って生きていこうと思いました。

一緒に行ったB林は、オーケストラを生で見たのは12月のアリプロの月光ソワレが初で＾＾
西江さんのことも知らないで行ったのですが（わたしが誘ったから）、
帰りにはすっかり西江さんに夢中になってました。
良いことです。
次もいっしょに行こうね！と帰り道大興奮でした。
酔っ払いのようにふらふらしてました、わたしたちｗ
B林とはいろんなとこで趣味があうので楽しい。
圭人もぜひ見たらいいよ、B林！

楽しかった。
次は12日です。