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BMW 自動車 t3109

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December 9, 2009
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BMW 水素エンジン 凍結


bmw エフィシェント・ダイナミクス

VWは

すでに水素燃料自動車に注力しない意向を表明していますが

BMWも開発担当の重役の話だと

当面

水素燃料自動車の本格的な生産には乗り出さず・・凍結・・のようで

ガソリン車とディーゼル車で

より燃費の良い駆動システムの開発に軸足を移すようです

bmw e68 ハイドロジェン・7

水素エンジンの問題は

水素がエネルギー密度が低く、体積当たりのエネルギー発生量では

ガソリンやディーゼルに比べて大きく見劣りし

また

CO2は生成しませんが、高温燃焼過程に酸素と窒素が共存する結果、NOxを生成し

人体に有毒な過酸化水素も発生するハズで

水しか発生しないというのは言い過ぎで触媒は必要です

また

レシプロエンジンで使用する場合

水素の燃焼速度がガソリンに比べて速いために

混合気が高温の部品に接触した際に

プレイグニッションやデトネーションを起こしやすいので

空燃比を薄くする必要があり、出力が低下します

また

耐久性面では

水素ガスがエンジンの金属部品に浸透すると機械的特性が変化し

割れやすくなる水素脆化(すいそぜいか)の問題があります

エンジン以外に

車での問題は・・・・水素の液化搭載の問題

液体水素タンクbmw

水素を液化搭載するには、摂氏-253度という極低温で貯蔵する必要があり

暖まれば容易に蒸発(ボイルオフ)します

蒸発水素で高圧になるのを防ぐためには、タンク外に蒸発水素を逃がす必要があり

オゾン層を破壊してしまう可能性があるかもしれませんし

周囲を囲まれた閉鎖空間に、長時間駐車することができません

その他の問題は・・・・・・・・やっぱり水素供給ステーション

国内では

国内外の自動車メーカー9社が開発した6種類のFCV(燃料電池自動車)と

燃料電池バス、BMWなどが開発した水素エンジン自動車が参加して

経済産業省が実施する「JHFCプロジェクト」を行い

現在12カ所の水素ステーション設備を整備し実証試験を行っています

関西地区には二箇所

中部地区には、一箇所

関東地区には、の九箇所の水素ステーションがあり

その他、プロジェクト以外に

水素自動車で先行するマツダの広島工場内や

九州大学伊都キャンパス内の水素ステーションがあります

一見

関西地区、中部地区、関東地区で使用するなら問題なさそうですが

BMW Hydrogen 7(E68)が使用する液体水素を供給できる施設は

実は

有明水素ステーションしかないのが問題で

世界でみても液体水素を供給可能なステーションが少ないです

しかも

多くの車が、水素ガスを燃料として使用しているのにたいして

液体水素を使用してるのは、GMオペルのHydroGen3 liquid

ぐらいでしょうか

まるで、ブルーレイとHD-DVDのように劣勢です

がんばってほしいです

後・・・・

水素は、単体では自然にはほとんど存在しないので

水素を作るためには

莫大な電気が必要で、原子力もありますが

大部分は化石燃料を燃やして発電することになります

さらに

水素を液化搭載する水素の液化工程にも大量の電気が必要で

化石燃料をガス化して取出す方法もありますが

総合エネルギー効率が大きく低下する矛盾があり

現在の技術なら

残念ながら化石燃料をそのまま使用したほうが効率的かもしれません

bmw H2BVplus

熱効率をターボディーゼル並みの最大42%まで引き上げ

リッターあたり約134馬力の出力があり、出力増加、低燃費を実現

H2BVplusエンジンを開発していただけに凍結は・・・残念です

BMW N73H60Aエンジンについては

お時間があれば


t3109 BMW N73H60A 水素エンジン
http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/200804120000/


を閲覧して下さい


主要諸元・・・BMW Hydrogen 7(E68)

Bodyshell
No of doors/seats・・・・・・・・・・・・4/4
Length/width/height ・・・・5,179mm/1,902mm/1,489mm
Wheelbase・・・・・・・・・・・・・・3,128mm
Track, front/rear・・・・・・・・・・1,578mm/1,582mm
Turning circle・・・・・・・・・・・・12.6m
Tank capacity・・・・・・・・・・・・ 74ltr
Weight, unladen, to EC standard ・・・・2,460kg
Max permissible to DIN standard・・・・1,545kg
Luggage comp DIN ・・・・・・・・・・・・225 ltr

Power Unit・・N73H60A
Config/No of cyls/valves ・・・・・・・V/12/4
Engine technology・・・・・・Bosch Motronic MED9 (H2 and gasoline)
Capacity ・・・・・・・・・・・・・・・5,972cc
Bore/stroke ・・・・・・・・・・・・89.0mm/80.0mm
Compression ratio ・・・・・・・・・・9.5:1
Max output ・・・・・・・・・・・・260hp(191kW)/5.100rpm
Max torque ・・・・・・・・・・・390Nm(287lb.ft)/4.300rpm

Electrical System
Battery・・・・・・・・・・・・・・90Ah/luggage comp, right
Alternator・・・・・・・・・・・・・180A/2,520W

Chassis and Suspension
Suspension・・・front
Double Pivot Spring Strut axle with anti-roll bar
Suspension・・・rear
Integral axle(Integral IV) with anti-roll bar

Brakes・・・front
Floating caliper disc brakes
Diameter・・・・・348x30mm/inner-vented

Brakes・・・rear
Floating caliper disc brakes
Diameter・・・・・345x24mm/inner-vented

Driving stability systems ・・Dynamic Drive
Steering ・・・・・・rack-and-pinion, power assisted
Steering transmission ratio, overall・・・・・・13.1:1
Gearbox, type ・・・・・・・6-speed automatic(GA6HP26Z/ZF 6HP26)
Gear ratios 1/2/3/4/5/6/R・・・4.170/2.340/1.520/1.140/0.870/0.690/3.400
Final drive ・・・・・・・・・3.620

Tyres
front/rear ・・・・・・245/50 R 18 100W RSC

Rims
front/rear ・・・・・8JX18 ET:24 Multi-spoke 94

Performance
Power-to-weight ratio ・・・・・・・・・12.87 kg/kW
Acceleration 0_100 km/h ・・・・・・・・・9.5sec
Top speed ・・・・・・・・・・・・・・230km/h



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Last updated  April 6, 2014 11:02:34 PM
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