BMW エアバッグインフレータのリコール
BMW エアバッグインフレータのリコール独BMWは7日、タカタのエアバッグの不具合を受け2001年12月~03年3月までに製造されたBMW 3シリーズ(E46)を日米欧など世界各地で22万台のリコールを行うと発表していますが日本の対象台数は約7900台程度になるようですタカタによると00年4月から02年10月にかけて製造したエアバッグインフレータが対象ですでにトヨタ、ホンダ、日産、マツダなどは4月11日に00年から生産された計41車種 約73万台を国交省に届出済みで国産メーカーのリコールの内容によると助手席のインフレータにおいてプロペラント(ガス発生剤)の成型工程が不適切又は成型後の吸湿防止措置が不適切なため密度が不足したガス発生剤が組込まれたものがありエアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇しインフレータ容器が破損して飛び散り、出火する恐れがあるそうでBMWも同様の不具合かと思いますエアバッグインフレータ(インフレータ)はエアバッグを展開させるガスを発生させる装置になりガス発生剤(プロペラント)の火薬を燃焼させる軽量化に有利なパイロ(火薬式)インフレータや不活性ガス、燃料、酸化剤などを加圧下で容器に貯蔵し燃料に点火して化学反応させ不活性ガスを放出させる高速化に有利なストアードガス(ガス式)インフレータや火薬の燃焼熱によって充填してある比較的少ないガスを暖めると同時に火薬からの発生ガスも組合せるハイブリッドインフレータがありますBMWがリコールを行うインフレータはパイロインフレータで内部にプロペラントを燃焼させる燃焼室があるハウジングと燃焼室の排気側面に取付られたフィルタとプロペラントを着火させる点火装置(イニシエータ、イグナイター)等で構成されエアバックを展開させる方法は展開信号で点火装置が作動し、燃焼室内に伝火剤を介して火炎を噴射させ火炎でプロペラントが着火し燃焼して高温・高圧ガスが発生し高温・高圧のガスはスラグを取除いたりガスの温度を下げる為、フィルタなどを通過させハウジングのガス噴出孔からエアバッグに放出され衝突検知後0.02秒ぐらいでエアバッグを展開させるハズですBMWの場合不具合による事故は無いようですが他メーカーでは焼損事故があり米国のNHTSAによると、助手席のエアバッグの圧力が高まって破裂し金属片が当たって乗員が怪我をする恐れがあるそうで交換部品は米国場合、7月頃に供給開始されるようです対象車種の方は、御注意下さい以下NHTSAのキャンペーンナンバー 13V172000 の内容ですReport Receipt Date: MAY 03, 2013 Component(s): AIR BAGSNHTSA Campaign Number: 13V172000 Manufacturer: BMW of North America, LLCVehicle Make - Model - Model Year(s)BMW325ci//2002-2003BMW325i///2002-2003BMW325it//2002-2003BMW325xi//2002-2003BMW325xit/2002-2003BMW330ci//2002-2003BMW330i///2002-2003BMW330xi//2002-2003BMWM3/////2002-2003SUMMARY:BMW is recalling certain model year 2002-2003 325i, 325xi, 330i, 330xi sedans;325Ci and 330Ci coupes and convertibles; 325iT and 325xiT Sports Wagons; and M3 coupes and convertiblesto address a safety defect in the passenger side frontal air bag which may produce excessive internal pressure causing the inflator to rupture upon deployment of the air bag.CONSEQUENCE:In the event of a crash necessitating deployment of the passenger's frontal air bag, the inflator could rupture with metal fragments striking and potentially seriously injuring the passenger seat occupant or other occupants. 日本の場合、車両を保安基準に適合した状態に保つ責任は自動車の使用者にありますまたエアバッグ搭載車両の所有者は自動車メーカーのエアバッグに関する説明書を確認しエアバッグ警告灯が消灯しエアバッグが正常に動作することを確認する必要がありますエアバッグ警告灯はMRS/Multiple Restraint System・ASE/Advanced Safety Electronics(エアバッグやシートベルト関連部品)などに故障や異常が見つかると点灯する警告灯になり点灯していても車検を受けることが出来たと思いますが点灯している場合は、事故の際にエアバックは作動しなくなりますパイロインフレータ用ガス発生剤やBMWの乗員保護機能ストアードガスインフレータの仕組みについてはお時間があればt3109 BMW レストレイントシステム MRShttp://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201302080000/t3109 BMW エアバッグインフレータ ドイツ製に(パイロインフレータ用ガス発生剤について)http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201412070000/t3109 BMW ガス式エアバックインフレータ(水素)(ストアードガスインフレータの仕組みについて)http://plaza.rakuten.co.jp/t3109/diary/201508090000/を閲覧してください にほんブログ村 BMW(車) AA-Schultz シュルツボディー剛性パーツが必要だと思うならBMW タワーバーは、を御覧下さいボディのことならボディとフレームの違いを簡単に説明していますボディ剛性と補強を簡単に説明していますタワーバーのことならタワーバー効果について簡単に説明していますタワーバー取付について簡単に説明していますタワーバーの種類を紹介していますタワーバーの装着感想について話してます