秋も深まって咲いている花の種類も減り、いよいよ野菊を載せる時が来ました。
なにしろどれもよく似ていて、種類を見分けるのに苦労します。
毎度のことながら、野菊の仲間を載せるには度胸が要ります。
とはいってもそれぞれに見分けるポイントがあるはずです。
今日のノコンギクは比較的見分けやすいのではないかと思います。
これをノコンギクと同定したポイントは・・
1.筒状花の周囲にはっきりと冠毛が見える。(長さ5ミリくらい)
カントウヨメナにはこれがない。
2.総苞片の周囲が赤紫色を帯びる。
緑色のタイプもあって、
シロヨメナに酷似とのこと。
3.乾燥した尾根道に咲いていた。
4.開花時期が遅い。
5.葉がざらつく。
6.花の色がかなり濃い。
とまぁこんなところでしょうか。
【写真】
ノコンギク(野紺菊) キク科
人里から山地までありふれた花だそうですが、狭山丘陵では比較的少ないか・・
というより、見分けができていないと言った方が正確かも。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2009/10/24 14:48:33
Tv 1/50
Av 5.6
ISO感度 640
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
この個体は非常に濃い紫色で、毎年同じ場所に咲いています。
この色が見たくて、毎年同じところで撮っています。
さて、残るはカントウヨメナとリュウノウギクとなりました。
特に悩ましいのはカントウヨメナで、頭花は
ユウガギクとそっくりです。
ノコンギクとも似ていますが、冠毛の有無で分かりそう。
ということで、明日に続く。