ニリンソウは春の狭山丘陵ではお馴染みの花なんですが、今年の春は縁がありませんでした。
そのためほとんど写真を撮ってなくて、載せそびれになってしまいました。
早春らしい花で、毎年撮っておきたいと思っているんですけどね~。
狭山丘陵では大きな群落、小さな群落があちこちにあります。
最初は珍しい花かと思っていたものの、いろんなところで咲いているのでびっくりです。
典型的なスプリングエフェメラルで、木々の葉がない2月に葉を出し始め、3~4月に花が咲いて、木々の葉が茂る5月には地上部分が枯れて夏眠に入ります。
他の植物に先駆けて太陽光を受け、短い春を謳歌するんですね。
来年は今年見に行かなかった大群落を見に来たいものです。
【写真】
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科
花弁に見える部分は萼です。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2009/04/12 12:57:54
Tv 1/200
Av 7.1
ISO感度 200
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
スプリングエフェメラルは「春の儚い命」くらいの意味です。
エフェメラルの語源はギリシャ語の「ephemera」、カゲロウのことだそうです。
日本語では春植物・・これはイマイチ、「春の妖精」の方がそれらしいですね。
名前の由来は一カ所に二輪の花が咲くから。
でも、一輪だけだったり三輪あったりというのも少なくありません。