![](//image.space.rakuten.co.jp/lg01/23/0000120023/35/img63bb0072zik8zj.jpeg)
狭山丘陵ではところ構わずはびこって、至るところで花を見かけます。
これは雌花で、小さな花の下に3枚羽根の独特な子房が大きくなり始めています。
ヤマノイモ科の植物ながら根に毒があって食べられません。
オニドコロは別名「トコロ(野老)」とも。
在原業平が東国巡行の折に所沢を通り、「ここは野老の沢か」と言ったのが所沢の地名の由来だという説があります。
これだけたくさんオニドコロが生えていたら、そんなことがあっても不思議はないなと思ってしまいます。
【写真】
オニドコロ(鬼野老) ヤマノイモ科
あく抜きすれば食べられるようではありますが・・
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2010/07/24 15:22:30
Tv 1/200
Av 4.5
ISO感度 100
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
こちらは雄花です。
雄花はワサワサと小さな花が騒がしく咲いています。
別に音がするわけじゃありませんが・・
![オニドコロ(鬼野老)](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/23/0000120023/36/img6fb5d477zik3zj.jpeg)
花の形はどちらも雪の結晶みたいな六弁です。
可愛らしいけど小さすぎて見栄えがしません。
小さくても十分に花としての機能を果たすわけですから、これ以上は必要ないんでしょうね。