これはいまひとつ自信がないですが、翼のある茎や葉の棘からアメリカオニアザミだと思います。
とても荒々しい印象の植物ですね。
何が何でも触って欲しくない、そんな感じです。
昨日の土曜日、狭山丘陵の山中にツルリンドウを探しに行った帰り、ちょっと前に拡幅工事のあった林道で見つけたものです。
この林道沿いは工事があって以来、怪しげな植物が増えました。
このアザミも狭山丘陵では今までみたことがないものです。
オオケタデに
オオイヌタデと、これまで見かけなかった植物があちこちに姿を見せているのと同様、林道工事で持ち込まれた土に紛れてやって来たんでしょう。
ご覧のとおり盛んに綿毛を飛ばしていたので、これから増えていきそうな予感です。
ちなみにツルリンドウは見つからず・・どうも縁がないようです。
【写真】
アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊) キク科
名前はアメリカですがヨーロッパ原産で、北米にはヨーロッパから帰化したそうです。
花はこれひとつしかなくて、これから咲くところなのか徳利のような形でした。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2010/08/28 15:18:55
Tv 1/50
Av 5.6
ISO感度 400
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
こちらは茎と葉の様子です。
相当用心深く武装している感じです。
この林道は狭山丘陵の山深いところなので、生態系への影響が心配です。
時々歩いて、どんな植物が入り込んでいるのか観察してみることにしましょう。
下の写真のような、なんだか分からない巨大な草も生えていたり・・
まっすぐ伸びた茎から長い葉柄が伸び、団扇みたいな大きな葉を広げています。
草丈は大きいものは優に2mを越える勢いです。
こいつは何ものなんでしょう!?
これも今までみた覚えがないような・・・