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テーマ:タイ(3327)
カテゴリ:竹亭の日常。
竹亭には、畳の座敷に掘りこたつ式のテーブルが、大小あわせて12あります。
また、常連さんの三重でアジア雑貨兼シルバー屋さん「猫爺屋」(にゃんじや)を営む中川夫妻から寄贈された漫画本が数十冊あるので、懐かしい漫画を読みながら日本食を楽しむ事もできます。 さて今日の話題は、お客さんの座る姿勢について。 くつろいでくれるのは嬉しいけど、リラックスしすぎて自宅にいる時のような行儀の悪い格好で座るお客さんが時々いらっしゃいます。 たとえば、両膝を立てたままガバッと大股を開いて漫画に没頭している人。 かっこ悪いと思うけど、漫画に夢中な本人は気がついていないでしょう。 それから、足を畳の上に投げ出したり、寝転がって足は立てたまま組んだりしているのですが、その結果、足の裏がこちらに向いている人。 実はこれが、タイではとても失礼なことなのです。 タイでは、足の裏は不浄なものだから、それを人に向けるというのは大変侮辱的な行為にあたります。 時々パブ等の盛り場で、タイ人同士が酔っぱらってこちらに足を向けた向けないで喧嘩になり、時には発砲騒ぎに発展することもあるくらいです。 日本人のお客さんにはもちろん悪気はないのですが、たまたま足の裏の先にタイ人のお客さんが座っていたりすると、そのタイ人はわざとではないとわかっていながら、とても気分を害するようです。 以前に私が、インドのカルカッタのスラムを歩いていた時、息が詰まるように暑い日で周りのインド人男性も上半身裸で歩いている人が多いから、自分もシャツを脱いで上半身裸になりました。 しばらく歩いていると、突然若いインド人の男が近づいてきて、ものすごい剣幕で私が右手に持っていたシャツを指差してそれを着ろとすごんできます。 他の人も裸じゃないかと反論しようと思ったけど、そういう雰囲気でもなかったし、自分がインドに対して失礼なことをしているのだなというのがわかったので、「ソーリー」と謝って素直にシャツを着ました。 外国にいると、習慣や文化の違いもあって、知らず知らずのうちにその国の人に不愉快な思いをさせてしまうことままあります。 気をつけなければいけないんだなと、その時反省しました。 さて、そういうわけでタイに旅行に来る皆さん。 足の裏を他人にお向けになることだけは、くれぐれも御注意くださいね。(笑) いつも読んでくださってどうもありがとうございます。 あなたのクリックと応援が、日記を続ける原動力となっています。 どうぞよろしくお願いいたします。 クリックすると、人気ブログ満載のランキング集にジャンプします。 あなとのプログワールドが広がります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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