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カテゴリ:読書
災害列島日本に生きてきた日本人。
疫病では蘇民将来や疱瘡神の伝承、地震では要石や一夜にして崩壊した城や大蛇などの伝承、津波には神の化身の言うことを聞いて逃げたものだけが生き残れたという伝承、噴火では山の神々の愛憎劇、雷神を捕らえて見世物にして儲けた男の話、堤防が決壊しないように埋められた人柱たち、飢饉のときに誰も毒だと言って採らなかった根っこで生き延びた家族の話、小便筵という便所に敷いたむしろを食って生き延びた飢饉の話など興味深い伝承がたくさんでした。 やっぱ他所から来た嫁だからといって騙して人柱にされた女性の話はきつかったなあ。 日本災い伝承譚 [ 大島廣志 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.08.08 06:35:28
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