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テーマ:読書(8607)
カテゴリ:読書
引き続き読み進める。第一次大戦、第二次大戦の混乱を通じたヨーロッパでの社会主義政党の動きから、ロシアのスターリン体制をあれは軍事独裁で社会主義ではないみたいなことを言ってるのがなかなかに辛い立場なんだろうなと推察出来る。軍事独裁体制と社会主義、共産主義は不可分の存在(国の資源を一括管理することを前提にしてる共産主義だとそらは必然)。資産の回収と再配分を強制力を持って行い、生産内容もコントロールする部署が権力の塊になるのは必然だし、そういう体制嫌う人たちを物理的に排除する過程が出てくる以上、異論を認める社会では存在できなくなるだろうからなあ。 スターリンが終わって何十年か経てば民主主義的な体制になるとかいうのも淡い期待で、共産党支配が終わったあとでもロシアは変わらなかった。 資本主義、社会主義、民主主義(2) (Nikkei BP classics) [ ヨゼフ・アロイス・シュンペーター ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.09 13:48:36
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