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テーマ:読書(8504)
カテゴリ:読書
毛沢東主義、海外ではマオイズムという考え方により全世界に革命が輸出され多くの被害をもたらした負の歴史。 マレーシアのマラヤ共産党。シンガポールとマレーシアがそれぞれ独立するのを帝国主義のせいだとか言って反対し、後にマラヤ共産党自身から「もしマラヤ共産党の革命が成功したらカンボジアのクメール・ルージュみたいになっていた(から失敗して良かった)」と言わせしむ有り様に。 ペルーをはじめとする南米やアフリカ、西欧先進国、インドとほんとうに世界のあちこちで騒ぎを起こしていたんだなあと呆れてしまう。当然日本でも。 その考え方は、共産主義に適した新しい人類、新人を作り上げること。国家のために16時間働きしせいかつもないそんな 人間を夢見ていたとか。中国だけでなくキューバでも、カリスマ的な魅力を持っていたチェゲバラもそういう新しい人間を夢見ていたとかいうのは狂気を感じる。やたらと家庭を破壊したがるのも新しい人類を作るためなのだろうか。 マオイズム革命 二〇世紀の中国と世界[本/雑誌] / 程映虹/著 劉燕子/編訳 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.10 16:18:01
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