|
テーマ:読書(8219)
カテゴリ:読書
武家法のおおもととも言えるを鎌倉時代に作られた御成敗式目。律令制度とは違い極めて実利的な側面が強く武家社会のニーズに沿って作られた判断資料みたいなもの。 訴状を相手に渡しにいかなくてはならない(幕府はそこまでめんどうをみてくれない)ので渡すにも命懸けだったり、武士の誉れを汚すような悪口も罪になっていたりと、現代の法感覚で考えるとなかなか凄いなと思うところが多々ありますね。特に財産に関する部分は武士たちの一番の関心ですし。 また六波羅や鎌倉のご威光というものが一定の効果を生むということも見えてきます。なかなか興味深い。 御成敗式目ハンドブック/日本史史料研究会/神野潔/佐藤雄基【1000円以上送料無料】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.15 19:25:50
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|