思いの他長くなっております
いかん、長文癖が出てる
でもって、何だかシリアス路線行ってる
おっかしいなぁ
元々ギャグ路線にしようと思ってたのに
んで4話の途中です
あと一回で終わるはず
サイトと支部の方へは4,5話をまとめようかな
そろそろキラ誕も考えたいし
ってことで途中
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すんなりとした細い脚。
小振りながら丸くて形の良い尻。
首に当たる横腹の感触は少年特有の柔らかさってヤツなのかな。
こんな風に誰かに触れたことが無いから分かんないけど。
うん、なんていうか、ちょっとドキドキする。
あ、言っとくけどオレ、そういう趣味じゃないからな!
女の子の方が好きなんだからな!
・・・・・・って誰に言い訳してんだ。
・・・・・・14歳か。
俺も特別何があったワケじゃないけど。
それでも、通り過ぎた今になって思い返すと
色んなもので心も体もいっぱいだった気がする。
実現不可能なくらい大きな夢を描いたり。
かと思えば、くだらない事ですっげー悩んだり。
気になる女の子の言動に一喜一憂したり
親や友達に反発してモヤモヤしたり。
それから5年過ぎて今に至るまで
平凡な生活を送るオレでさえ、本当に色んなことがあった。
そんな大切な時間を奪われたんだ、この人は。
たった、14歳で。
やりたいこと、行ってみたい場所、見たい景色。
きっと、あっただろうに。
窓もない風も入らない、壁ばかりの薄暗い部屋でたった一人。
何日も水だけを与えられ、やってきた神官に
・・・・・・・殺されたなんて。
”暁の姫”アスランさんが生前どんな立場で
どんな事情があってそんな最期を遂げたのかは知らない。
けど。
こうして地下室に閉じ込めているオレたちは
その神官とどこが違うんだろう。
「どうした?シン。」
ジュール先生が怪訝な表情を浮かべて振り返る。
目の前には、アスランさんを”保存”している地下室の扉。
この中にアスランさんを閉じ込めるんだ、また。
「すみません。オレ、出来ません。」
そう考えたら、足が止まった。
「何が出来ないんだ、シン。」
「この部屋に入ることが、出来ないんです。」
この扉を潜る一歩が踏み出せない。
「アスランさんを外に出してあげるわけにはいきませんか?」
いつか朽ちてしまう時が来るかも知れないなら。
その前に外の景色を見せてあげるわけにはいかないのかな。
「シン。そんな事をしたら、」
「分かってますよ!!」
分かってます、オレだって。
「外気と紫外線の影響を受けて
ボロボロになっちゃうかも知れないんでしょう?」
「その通りだ。分かっているじゃないか、シン。
そんな危険を冒すことは研究者としてあるまじき行為だろうが。」
だから早く戻れ、ってジュール先生は促すけど。
「じゃあ、アスランさんはずっと、ここにいなきゃいけないんですか?」
「シン、貴様、何を言っている。」
「研究資料を保存するためにはそれが正解でしょう。
でも、アスランさんは、こうして動いて喋って、心だってあるのに!」
ほわー
シンくんが頑張ってます
次で多分終わりになります
明日アップ出来るかな?