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テーマ:車に関するお話(10512)
カテゴリ:車・バイク
車で図書館に本を返しに行ったのだが、あいにく閉館時間の後となってしまった。しょうがない、返却ポストに入れよう。返却ポストは図書館の前の道路からすぐなので、路駐して(図書館の駐車場も閉まっている)後部座席に置いた本を取り出し、返却ポストに向かった。
あとから来た車が、私の車の後ろに止まったようだったので、振り向いた。しかし、その車がいるはずのところに車がない。そして、なぜか私の車もいない!見ると後続車の前をのろのろと対向車線に向かって道路を斜めに進んでいる。だから、後続車が止まったのだ。しまった!サイドブレーキ引き忘れたのか! 返却ポストに入れようと持っていた本を投げ捨て、猛ダッシュ!「あの先には店舗があったはず。もう閉まっている時間だけど、突っ込んだらただじゃすまない!」。道路に出たら後続車は前が空いたので、私の車の左を抜けていなくなっていた。幸運なことに対向車もいない。私の車の進路は、恐れていた店舗ではなく電柱。うわ!他人に迷惑をかけないことは確認できたが、それはそれで困る。 なだらかな坂をゆっくり下っていく愛車。必死に追いかける私。間に合うか?ドアノブに手を掛けた直後、鈍い音がした。ドアを開けとりあえずサイドブレーキと思ってドアを開けたら、まだ車は止まっておらず、電柱に当たって跳ね返るところで、開けたそのドアに押し返された。ドアの開き具合ではあぶなかった。 そして、無情にも愛車は電柱と2回目のキス...(涙。修理代が気になるが、対向車が来るといけないので、まずは車を移動させた。バックで元の位置に戻し、しっかりサイドブレーキを引いた。そして、ぶつかったところを確認すると、ん?無傷?いくらなんでも1.5トンの車が電柱にぶつかって軽く跳ね返るくらいの衝撃を受けたのだから、無傷なわけない。 よくよく見たら、フロントフェンダーの助手席よりのところにしっかりと傷跡があった。フェンダーの樹脂が折れ曲がって、中の黒いところが見えてしまっている。が、全体の形としては変わっていないので、気にならないと言えば気にならない。 エンジンはさっきかかったし、ヘッドライトやウィンカーも問題ない。どうやら、修理代0ですみそうだ。すごいよ、レガシィグランドワゴン。アウトドア仕様は伊達じゃない。 だけど、本当にラッキーだった。いろんな偶然が重なって何事もなかったけど、ほんとに危なかった。対向車がいなかったのがなにより。ハンドルの切れ角も電柱衝突コースで助かった。 もし、もう少し早く気がついて追いついていても、電柱にぶつかるまでに車にちゃんと乗れるかどうか微妙だし、乗り損ねて怪我をしていたかもしれない。 とにかく、本当に運が良かった。この幸運に感謝しなくてはならない。そして、私も反省しなくてはならない。車を止めるときは、サイドブレーキを確実に引き、レバーをニュートラル以外に入れておくこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/07/30 12:03:23 AM
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