方言はむずかしい
沖縄語辞典を買いました。●方言の難しさ研究社から出版されている「沖縄語辞典」を買いました。3,360円(税込み)なので高かった。友達に使い心地を聞いたりして10日くらい悩んだ挙句に買ってしまいました。3,000円以上の書籍を買ったのはすごく久しぶりでした。沖縄方言と言われる琉球地方の方言は、大きく分けると奄美・沖縄方言と宮古・八重山方言に別れます。奄美・沖縄方言はさらに奄美方言と沖縄方言に別れその沖縄方言は沖縄北部方言と沖縄南部方言に分かれます。都・八重山方言は宮古方言、八重山方言、与那国方言の三つに分かれます。それぞれがまったく違った言葉で、ものの呼び方もまったく違います。沖縄方言はかろうじて半分位は聞けますが、与那国方言なんかは99%分かりません。この辞典は那覇方言を中心にしたものですが、那覇方言は沖縄南部方言に属しています。今は同じ那覇市内になりますが首里方言もあり、那覇方言とくらべると本土で言う京言葉のようなみやびで柔らかな感じです。こんな4~5キロしか離れていない地域で言葉が変わるなんてすごいなあ。この辞典を編纂した先生もすごいなあと思います。この辞典は沖和の他に沖縄方言概説・古典文学引用一覧・和沖索引もついていて、読んでいるだけでもけっこう楽しめそうです。