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カテゴリ:ドラマ系の感想
『憾温』
内容 突如リストラされ、人を信じる事が出来なくなった男・守谷(石井正則) に出会ったタイヘイ(眞島秀和)とカノン(里久鳴祐果)。 タイヘイと守谷は、リストラの理不尽さを訴える歌を作り、街頭で歌い始める。 タイヘイの明るさ、、カノンがネットに動画などをアップするなどをしたためか、 徐々に歌は盛り上がりを見せ始める。 ついには、ニュースで取り上げられるまでに。。。 そんななか、突然、、守谷と連絡が取れなくなるタイヘイとカノン。 家を訪ねたところ、守谷はいなかった。。 妻・美埜里(梅宮万紗子)は、追い詰められていた夫・信太郎に変化が見えると 大喜びしていたのだが。。。。。 歌を歌う約束の時間になっても現れない守谷 探しまわり、ようやく見つけたのだが、 守谷は、、、“僕は、もう歌わない”という。 大学から復帰を打診された守谷は、、、家族と暮らす“現実”を。。。。 敬称略 歌を歌い、みんなを幸せに そんなタイヘイの願いむなしく、、、、、 男は、そんな夢のような話より、現実を。。。。。 タイヘイに奇跡を見ようとしていたカノンは、、、、 って感じですね イケチヨ“カノンちゃん、ちょっとだけ強くなったねえ と言うように、 カノンの表情変化も含めて、 1つの成長物語として、作られ始めている感じである。 タイヘイという存在を使い、成長を見せようとしているのも ベタだが、悪くはない感じである。 “オンバケ”という存在にある“信じる”というのも、、、良い感じ。 そう、、、数回前、 カノン自身の“悩み”をキッチリ?表現したことで、 物語が作られているのも分かるし、 納得感が生まれ始めているということだ。 ただし あくまでも、それは物語のカタチに対する満足感であり いままで、作られているように見えなかった物語の“反動”と言えるようなモノ。 そうなのだ。 特撮モノとして“魅せる”ということは、かなり曖昧になりつつある。 たとえば、今回も、守谷との関わりは2度あった 1度目は、家を訪ねた時、2度目は、神社? こんなの、、、流れで展開すれば、どうってコト無いことなのに わざわざ、そのあいだに“間”を作った。 30分弱という時間なのだから、 物語として意味があることであっても、 特撮モノとすれば、 そう言う無駄を使えば、もっとイロイロできるじゃ? そんな風に感じてしまうのもまた事実なのだ。 たしかに、物語。。。カノンの成長を魅せ、 ホントの目的を魅せるのは、今の段階では難しいのかもしれない が、、、今回のような進展があるような、無いようなお話だからこそ “出来た”と思うんですけどね! ほんと、おしい感じになってきただけに、 ちょっと時間の配分が、もったいないような印象を感じるところである。 これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.23 20:53:54
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