レベル999のマニアな講義

『緊急事態発生！！あの風変わりな刑事が病院立てこもりの人質に！？
　少女の心臓手術のタイムリミットは２４時間…
　遺留品の“鳥のブローチ”が明かす意外な真犯人とは！？』

内容
月島中央署管内で女性の遺体が発見される。
背中には刺創。死因だった。身元の証明するモノは無かった。
目撃情報で、不審な男が逃げていくのが目撃されていた。
現場に遅れてやって来た糸村（上川隆也）は、
１本の万年筆とチラシ、鳥のブローチに目をつける。

聞き込みにより、ブローチが市販品では無く、体験教室によるものと判明。
また村木（甲本雅裕）の分析で万年筆に薬品の付着が確認された。

それを元に、糸村は、被害者が、
愛聖総合病院の看護師・嶋田夏美（佐藤康恵）であることを突き止める。
病院で写真を見て、確認するのだが、
その直後、武装した４人の男たちが、病院に乱入。立てこもるのだった。
それからすぐに、贈賄疑惑から逃げるため入院していた
東西銀行の頭取の町村貴史（清水章吾）が人質にとり、
犯人達は、町村の部下の山崎始（渡辺憲吉）に、身代金１０億を要求する。

現場に駆けつけた警視庁捜査１課の管理官、金子（小木茂光）を中心に、
糸村から連絡が入った水沢（斉藤由貴）たち月島中央署の面々も捜査に参加する。
町村以外にも患者ひとりと看護師２人、警備員・羽住晴彦（大高洋夫）が人質に。
ただし警備主任の中野保（青山勝）が奇妙な動きをしていたと分かる。
また、患者は、院長・森川雅彦（升毅）の娘・凛（須田琥珀）であり、
その妻・あずさ（山下容莉枝）や、主治医・長澤圭介（海東健の話で
明日、心臓の手術を控えていて、早急な処置が必要だとわかる。

そんななか犯人グループは、ネットで中継を開始し、
犯人は、要求を振りかざす。
そしてついに、フリーカメラマン高野照之（夙川アトム）へ銃口を向け。。。

糸村は、近くにあった白衣を着て、村木の協力を得て、医師のフリをはじめる。
その後、犯人に捕まった糸村は、
隔離されている看護師の植村洋子（森カンナ）横峯聡子（滝沢涼子）と接触。
夏美について話を聞き始めるのだった。
夏美は、院長と不倫していて“陰の女帝”と言われているよう。
製薬会社から賄賂をもらっていたという。

一方、犯人一味と疑われていた警備員の中野の周辺捜査で、
娘・絵美が行方不明になっていることが分かってくる。

やがて、糸村の情報をもとに、
銀行の貸しはがしで倒産した印刷会社の経営者・河島裕也（飯田基祐）が浮上。
そして河島の携帯履歴から、松井健太（野仲イサオ）伊藤陽介（迫田孝也）
岡本秀典（山中聡）高野照之と堀口浩一（阪田マサノブ）が犯人と判明する。

同じ頃、糸村は、鳥のブローチが、病院内の院内学級で作られたモノと知る。
内藤健司という少年が作ったようだが、
１年前に外科部長の堀口浩一による手術中に死亡。
医療ミスの可能性があるという。
そのうえ、病院内に取り残されていた東署長（三宅裕司）を見つけ。。。

敬称略


脚本は、大石哲也さん


一応、遺留品をもとに、全てがつながっています。。。。。

うん。。。繋がっている。


普通の刑事モノとしては、別に悪くないし。ベタな感じ。

ただ。そこだよね。


２時間サスペンスとしては、一転二転して、ほんとに楽しいんだけどね。

ベタはベタで良いけど、《遺留捜査》として、これで良かったのかな？？


ちょっと、盛り込みすぎかな。

楽しければ楽しいほど、《遺留捜査》から、離れているような気がします。


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