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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容 2012年。福岡へ転勤となった早川広太(小池徹平) 表面上は栄転。だが大手コンビニに勤める広太にとって、不本意なモノだった。 ある日、同僚から、八女の星野村に誘われる。 ボランティアだという。 豪雨災害で重機が入れず、人手で茶畑の掃除や整備などをする必要があると。 同僚とのコミュニケーションとして、つき合うことにした広太。 ボランティアリーダーの田村大造(武田鉄矢)の指示で、 乗り気がしないまま作業をすることに。 だが、どうもスッキリしない。ボランティア達の笑顔も、嘘くさく見えていた。 参加した人と話をしても、現実逃避をしているようにしか思えなかった。 そんななか、ボランティアに参加する武井真由(石橋杏奈)から 星野村に誘われる。 いったい、なぜ??と思いつつ、つき合うことになる広太。 最終的に、ボランティアへの勧誘だとわかりガッカリするが。。。 ひょんな事から、 先日の活動中に叱られた池本敬一郎(蟹江敬三)と知り合うことに。 もともと、妻・美代子(丘みつ子)と二人三脚で茶作りを行っていたようだが、 数ヶ月前、その妻が亡くなり、豪雨で茶畑も被害に逢ってしまい、 茶作りを辞めようとしていた。 そのため、ボランティアも拒否していたよう。。。 敬称略 脚本は、渡辺千穂さん 地域にスポットライトをあてるドラマ群である“地域発ドラマ” やはり、“福岡発”の作品は、ドラマとして良く出来ていますね。 なんていうか。。。ブレない? 何を描くかをシッカリと決めて、それを描ききっている印象である。 今回、少し驚いたのは、 通常の“地域発”のパターンを、変えてきたことかな。 そう パターンの1つは、主人公がその地域の人間であり、 地域と関わることで変化していくことなのだ。 ま 故郷の良いところを再発見! って感じ。 なのに、今回の主人公は、完全に別の場所から来た人間だと言うこと。 出身地が違うだけで、ドラマとしてのハードルが間違いなく上がるわけで かなり思い切ったことをやってきたと思います。 最終的に、 人間ドラマとして、見事に仕上げてきた今作。 モノローグも絶妙だし。 なかなかの作品になっていたと思います。 やっぱり。。。。“福岡発”は、レベルが高いですね。 “人を励ますためじゃ無い 自分を励ますため。自分のため。。。” 最後に。 武田鉄矢さんと茶畑を見ていたら、《夫婦道》を思い出してしまった。。。 まぁ。。。蟹江敬三さんを見ていると《鬼平犯科帳》を思い出すんだけどね(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月10日 22時58分22秒
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