前々回あたりから徐々にですが。
“まとめ”に入り始めているためか、無駄が少なくなり。
かなりオーソドックスな描写になっている今作。
それはそれで、“連ドラ”としては、正しいのだろうけど。
こうなると“らしさ”が失われているのは言うまでも無く。
今作として、どうなの?っていう状態だ。
もちろん、その“らしさ”は、好みがあるので、
評価の分かれる部分であったのは、言うまでも無いことだが。
逆に言えば、ここのところのような描写を、
序盤から続けてくれていれば、
多少の違和感はあったとしても、
“大河”らしい重厚な作品になったかもしれない。
ま。。。。俳優が。。。ってのは、横に置いておく。
結局のところ、作者の作風の問題もあるだろうけど。
こういう作風は、今作のようなネタを扱う“ドラマ”“映画”には、
不釣り合いの可能性が高いってコトだろう。
逆に、今作の序半のように、“そういう作品”として、
全てのエピソードで振り切っていれば、評価は変わったかもしれません。
いわゆる“時代劇”“時代ドラマ”であっても、
やり方次第では。。。
例えば、NHKの“~のスマホ”シリーズのような作品だ。
今作の時代、設定で、“大河”でやるのは、無理があるだろうけどね。
でもきっと、NHKの《大奥1,2》のように、
徹底的にやりきれば、認められた可能性はあったと思います。
、、、、って。。。今作の時代、設定では、
よっぽどのことが無い限り、無理だろうけどね。
それこそ、極論を言ってしまうと。
序盤で、信長との関係を描きまくっていたんだから。
なんなら。。。。本能寺が今作の最終回でも良かったと思うんだよね。
何も主人公が死ぬまで描く必要なんて無いと思うし。
その代わり、徹底的にやる。
無茶を言っているのも分かっているが。
そういう設定、描写を盛り込んだなら、OKだと思いますよ。
そこまで振り切る覚悟と英断が制作サイドにあれば、もしかしたら。。。。。
。。。ほぼ総括状態になってしまったが。
次回が最終回である。