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しばらく前に読み始めた「守り人シリーズ」。
先週、6作目の『蒼路の旅人』を図書館で借りて読んだところ、 シリーズ最終作の『天と地の守り人』まで一気になだれ込むような内容だったので 週末に『天と地の~』の上巻中巻を借りて帰った。 ところがそれも1日半くらいで読んでしまって 次に図書館で借りるまでのほんの何日かが到底待ちきれず 近所の本屋に買いに走った。職業柄、余程のことがない限り本を買うことはない。にもかかわらず。で、一晩で一息に読み終わり。 先週末から目を使いすぎてコンタクトが入りにくく 根を詰めて読み過ぎて熱まで出る始末。 でも、よかった~。 もうこれで終わりかと思うと読み終わるのが惜しかったけど とにかく先が気になって気になって。 世間で言われているとおり、たしかに名作だと思った。 ファンタジーを支える世界観が分厚く、そのすごく分厚いものを、読む人がオーバーフローしない程度に小出しに、でも不足なく書くのって、、、一体どういうさじ加減なのやら。 登場人物とお別れするのが寂しくって、それぞれの行く末の幸不幸とは関係なく涙が出た。 シリーズの終わりになるに従い、みんなとてつもない苦労を背負い込んでゆくのだけど 誰も逃げなかった。 なんというか、立場によってものの見方や考え方が異なるのは当たり前で、そうすると当然目指すべき正解もそれぞれ違わざるを得ないのだけど、 誰でも、自分の思う正解に向かうしかないんだなあ、というか、自分の思う正解にただ向かえばいいんじゃない、という、昔は誰に言われるでもなくよくよく知っていたはずのことを、思い出させてもらった。 急いて読み進んだために、細かいところまで味わえていない気がする。 最終巻だけでなく、シリーズ全巻手元に置きたい~、という誘惑と 本屋の気配を感じるたびに闘っている。 お友達の皆さま、ぜひお読み下さい~&早く読み終わって下さい~(心待ちにしてま~す)。 『蒼路の旅人』を読み始めるときには必ずお手元に『天と地の守り人』上中下!を揃えておかれることをオススメします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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