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ブレインダンプ [ 谷澤潤 ]
東洋経済新聞社 脳の機能を活用するための手段について書かれた本。 成果を出せない人というのは、 1優れたアイデアを出すことができない。 2アイデア実現のために何をすればいいのかわからず、 行動の優先順位がつけられない。 3実行力に乏しく、アイデアを実践できない。 これらを克服する手段をこの本「ブレインダンプ」で紹介している。 ブレインダンプとは、「あなたの脳の中にあるものを、すべて出し尽くす」 という意味で、「もうこれ以上は出てこない。私の頭の中はからっぽだ」と あなた自身が観念するくらいに、すべて紙の上に書き出す。 そして脳が身軽になり、前に進むために必要な次のアイデアや、次の 行動イメージをどんどん出してくれるとのこと。 確かに紙に書くことで、頭はすっきりするし、やりたいことを 書き出していったら、どんどん膨らんでいくなと思う。 今回特に印象に残ったことは、頭に浮かぶアイデアということをとても 大事にしているなということ。 アイデアは一瞬だけ浮かぶもので、すぐ逃げていくので、 この瞬間を絶対に逃してはいけないとのことで、必ずメモを とる習慣とシステムを整えなさいとかいてあった。 今後は自分なりのメモの方法をさがして、かつシステム化する意識 を持っていこうと思った。 脳をいい意味でもっと使っていこうと思った本だった。 自分の中のひっかかり ・結果を出すことができる人とできない人との差は、脳の機能を最大限に 活用できるかできないか。ただそれだけなのだ。 ・革命的なアイデアは、連想からしか生まれない。 ・・連想を誘発する行動をとること。あなたの脳は、どんな場面を みせて、どんな音を聞かせ、どんな感覚をもたせたときに、いま あなたが追求しているテーマに関して、アイデアを出してくれるか を考える。そしてそれを実行する。あなたが力をいれるべきことは、 ただこれだけだ。 ・アウトプットする場をつくる。 ・私たちは、イメージができあがってはじめて行動を起こすことが できる。頭にイメージが浮かばないまま、行動を起こすということは できない。 ・時間に追われ短期的な成功を得なければならないときには、脳は プレッシャーとしてではなく、ストレスとしてそれを受け止めて しまう。 →短期的な目標は、周囲に宣言しない。 長期的な目標はできるだけ周囲の人に話した方がよい。 自分に対するアファメーションにもなるし、まわりのほとんどの人が 応援してくれる。 ・1つ上のレベルに上がったときや独立起業を果たして一国一城の主に なったときには、いつまでもタイトなスケジュール表とにらめっこを しているようではいけない。 そのときあなたに期待されるものは、与えられたたくさんの仕事を 効率よくこなすことではない。価値を生み出す源泉そのものを 創出することだ。 ・得意な方法で実績を作れば、苦手を克服できる日が必ずやってくる ・あなたの得意なところで、全力で勝負に挑めば、必ず次のステージ に上がることができる。そうなったときにもう一度、苦手だった ことに向き合ってみると「以前はどうしてもできなかったのに、 今ならできる」ということに必ず気づく。そのようなときが 必ず来る。それを信じて、今、あなたが最もやりやすい方法、 いまのままのあなたが、自然体でできるやり方に、全力を投じて いただきたい。 ブレインダンプ [ 谷澤潤 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.01.17 00:16:00
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