|
テーマ:絵が好きな人!?(4328)
カテゴリ:水墨画
ジムへも行き、運転もしているので、まだまだ大丈夫と思っていた。が、心身共に、おとろえを、感じたのが、昨年から作業がつづく、掛け軸つくりで、身にしみた。
いつも、出来上がった商品としての、掛け軸を眺めていた。上の写真は、ある日の店頭の掛け軸である。軸装は職人さんのやるものと思っていたが、遂にわが教室では、一から掛け軸つくりを、やりますと宣言され、昨年より延々と、つづく。 前半部分は、何とか付いていけた。ところが、先週の後半部分になり、頭の回転と、手がついて行かない自分を感じる始末。ついに、Sさんにヘルプを。間違って切ってしまったり、補正に汗だく。 ここまでは、上手くいった写真であるが、先週は,大あわてで、写真も撮っていない。今日は、やっぱり大あわての、部分も多くあったが、写真は何とか撮ってきたので、日記である。 掛け軸の上部と、下部の軸の取り付けが、ボケた頭で大変だったのである。黒い軸先を、ボンドで付けたるのであった。これ、二回とれました。私だけで、大あわて。そしてである。上部の軸付けと、下部の軸棒付け・・・先週失敗して、何とか完成したのを、今日取り出して、撮っておく。 「発装」の取り付けである。糊付け、巻き付け、中心部、と目が回る。 いよいよ、下部の軸棒を取りつけの糊付け。皆さん難なくやられてるのに、私は手間取るというか、迷うこと限りなし。老化、おとろえを、感じる一瞬であった。 いよいよ、ひもの取り付けである。そのためには、釘の位置を決めなければ。この釘、随分特殊である。釘の穴をキリで開ける。そのキリが、又特殊。四ツ目である。穴をあけるとき、一人ではできない。誰かに持ってもらう。キリの方向も、先生の注意を受ける。釘をカナズチで打つ音があちこちで。アセル。 次に、ひもの取り付けであった。これが、又また、一苦労。ヒモが穴を通らない。セロテープで巻いて上手に入れる人。女性が多い教室、裁縫のように器用にこなされる。結び方も、紐のたるみも難しい・・・。 最後の、長いヒモの取り付け、気が付いたら、皆さん終えられている。先生の説明を忘れてしまった。結局、二人のヘルプで終える。情けない・・・、体力と能力共に衰えを、感じた作業であった。後期高齢者になって、より痛感する教室体験であった。 先週に比べて、今日は、写真を撮るだけ、余裕が有ったのを、良しとするか。一応、主たる作業が終わったので、置いていた、長い物差し二本等、持ち帰る。この荷物を持って 京阪、近鉄と乗り継ぎ、帰宅であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[水墨画] カテゴリの最新記事
|