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電撃hpにて連載されている作品。
自意識システムを搭載した郵便配達ロボシルキーと配達先で出会う人間の交流を描いた物語。 自意識システム自身にバグがあり、まるで人間のような感情を持ち始めるという心の成長を描いた物語でもあるわけですが、短編として評価すると、過去の作品に登場した人の名前が頻繁に登場するわけでたまたま、電撃hpで途中の作品を読んだ人が理解できるのかという点では少し考え物だなあと思いました。 そう言う点では、書き下ろしである5話目「ライヤー」は、全く前後の話と繋がっていないので内容的には1話目と同じ様な読みやすさが有りました。 まあ、バグ持ちで人間らしさを徐々に得ていくという点では、一期一会であろうが、思い出となって残っていくのが一番正しいのでしょうから、連載作品としての作品性は高いかと思われます。 現在3冊目まで発売されており、機会があればまた読んでみたいと思います。 ただ、その頃に再登場なしで一作目のキャラの名前が出てきたら思い出せるかどうか疑問ですが・・・。 笑いという点は一切なので、ギャグを求める人にはあわない作品とは言えそうです。
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最終更新日
2004/06/06 07:38:58 PM
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