カテゴリ:ライトな本
恋は女をこどもに、男を地下組織にする なんて言うか、200ページちょいなのに、640円という価格!? 激進化前の価格でも売れると踏んだのか、桜庭先生の原稿料が高いからなのか、非常に複雑です。 内容は父が恋愛小説化で、再婚したり不倫したりと非常に複雑な家庭環境事情を持つヒロイン荒野の恋を描いた3部作の第2部、13歳から、14歳を描いた作品となっております。 そんな、1年の内容を、200ページちょいというページ数の中で描いちゃってるわけです。 しかし、それでも、薄っぺらな感じがせず、まるで長い小説を読んだような感覚に陥らされてしまうわけで、これって、濃縮小説って言う手法を使ってるんじゃないかと思う訳ですが、いかがでしょうかね? とにかく、レコードが登場したり、少しレトロでどこか懐かしい感じのする舞台が、一昔前の純文学のような雰囲気を醸し出している訳で、なぜか引き込まれてしまう魅力を持っている所が、桜庭先生の恐ろしいところですねぇ・・・。 たった200ページ・・・、最初ボッタクリって気がしたのですが、それだけの対価を払って読むだけの勝ちはあったかなという気がしました。 とにかく、ラストとなる第3部も非常に気になりますが、一番気になるのは、いつ出るかだと・・・。 と言うか、すっかり感想核の忘れてたよ・・・。
関連サイト Scheherzade(桜庭一樹) 天羅万象(ミギー) 感想リンク 舞風BLOG 読了本棚 SSMGの人の日記 48億の個人的な妄想 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/04/01 12:33:37 PM
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