昨日は懸案であった
同級生のKさんのところへ向かいました。
徳島から中村と言えば、ちょうど四国の最東北から最南西。
約300キロ弱の長旅です。
高速道路を徳島から西へ向かいます。
紅葉が終わりかけです。
徳島西部の井川町で途中下車。
井川町にある腕山という徳島唯一のスキー場は
現在営業中ですが、それほど寒くはありません。
再び高速で高知へ向かいます。
11時過ぎには須崎東インターの到着。
中村へ向かう前に、まず、四国最大といわれる
大谷のクスを拝見しに行きます。
日本の中で10位に相当する巨樹(幹回り17メートル)
ではありますが、離れて見た感じはそうは見えません。
しかし、近づいてみると、背筋がぞくぞくする様な感じを
覚えます。他を寄せ付けない威圧感で息苦しさがあります。
樹齢2000年とはいいますが、
まだまだ元気な気を放っています。
須崎より西へ向いますが
「四万十市」(中心地は中村)と
「四万十町」(中心地は窪川)
紛らわしい看板ですね。
調整できなかったのでしょうか?
さて、次は、窪川の番外霊場高岡神社
四国霊場の札所に意味があるとすれば、
当然のことながら、元札所が顧みられなければ
なりません。そうでなければ、四国巡拝自体が
スタンプラリーになってしまいます。
しかし、元札所はもはや、信仰の対象から
外されてしまっているのが現実です。
その、元札所の中でも寂れているひとつが
かつて、新井田五社と言われたこの高岡神社でしょう。
元札所を示す木柱が朽ちかかっているところからも
それがうかがえるかも知れません。
多くの信仰を集めてきたこの神社は、四国霊場の
興隆からは外れて、静かに余生を過ごしているようです。
足摺まで21里(84キロ)のへんろ石(道標)が
空しくも往時を忍ばせます。
この境内の巨木が神社の栄枯盛衰をこれからも
見守って行くことでしょう。
12月4日撮影 続く
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