以前に
知り合いが亡くなった話を書きました。
去年も
高野山の同級生が亡くなった話を書きました
そしてまた昨日、訃報が届きました。
同級生二人が亡くなったそうです。
一人は、ほとんど付き合いがありませんでしたが、
もう一人は、私の実家の近くの旅館の寮に住んでおり、
中学校まではよく遊んだ仲でした。
彼はお母さんがいなくて、お父さんは昼間仕事なので、
よく、遊びに行って居りました。
誰もいないので、やりたい放題でした。
小学校のころ、彼の家でドーナッツを作ろうとして
ボヤ騒ぎを起こしたこともあります。
高校進学の時に別れてしまい、それ以来
あったことはありません。
私が高野山に登る少し前には、同じ郡内で結婚して
元気にやっているという話を行きつけの床屋さんから
聞きました。
その床屋さんの話では、私が田舎へ戻っているという話を
すると懐かしそうにしていたというのですが、
会うことはありませんでした。
早速発信元の同級生に問い合わせました。
「お正月頃、死んだらしいんやけど・・・」
「ええ~」
「最近見つかったらしい・・・」
「・・・」
「葬式もあったって後から聞いたんやけど・・・」
「・・・」
「やつは、離婚して一人で、おったらしいんやけど・・・」
「それは気の毒やったな、誰が葬式出したん?お父さんか?」
「いや、お父さんはもう亡くなっとるやろ」
「前の奥さんか?」
「聞いた話では、前に努めとった会社の社長さんがしたらしい」
「ええ~」
「じゃあ、誰が後見とるんで?」
「その社長さんでないの?」
「そら、困るやろ」
「う~ん、そやな~」
「そしたら、私が預かろうか?」
「そうけ~」
「見る人おらんのやろ、話してくれたら預かってもいいけど」
私の近所には4人の同級生がいました。
小学生の頃は、近くの空地に集まっては、下級生を集め
野球をしていました。
その空地に置いてあった中古車がいろいろな道具置き場、
近くの八百屋の倉庫から、りんごの木箱やトタンを持ち出して
ベンチを作ろうとしましたが、鬼のような形相の八百屋さんが
木箱やトタンを取りに来てえらく怒られた記憶が・・・
あるいは、学校の倉庫から野球の道具を勝手に持ち出して
自分たちの備品にしていましたが、それも先生から
恐ろしく怒られた記憶が・・・
冬に無くなったボールを探そうと、野原の枯草に
火をつけたところ、予想外の強風に煽られて、燃え広がり
あわや民家炎上!
大人を巻き込んで消火活動に当たった記憶が・・・
よく銭湯にも行きました。
銭湯でゴムボールを使って野球をやっていて、
おっさんに取り上げられたり、カップ麺の焼きそばを
銭湯のお湯で作って食べたりした記憶が・・・
ろくなことしていませんが、
さまざまなことが頭に浮かんできます。
そのうちの一人は30代で亡くなり、
もう一人は「知り合いの死」の主、
そして今回の件。
平均寿命からすると、人生が5分の3ぐらい終わった歳ですが
私一人だけ生き残った様な思いがあります。
長生きではないんですが、
長生きするのも寂しい様な気がします!
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