今をさかのぼること8年前の12月に私は高野山を降り、
香川県の日内山へ虚空蔵菩薩求聞持法を修法するために
向かいました。
12月の中旬に高野山から降りてきたときは暖かく感じました。
しかし、12月の下旬から少し寒くなり、
1月になると気温が急降下!
お堂の周りにも雪が積もり、水を引き込むパイプも凍りました。
山の中腹にあるお堂ではもともと水が少ないのですが、
井戸の水位も下がりきって、水を汲めなくなる手前に
なりましたので、お風呂など夢のまた夢。
頼みの綱は、朝の水行ですが外で行ないます。
体を拭くまではお堂に入れないので、
風が強いと鬼のような寒さ!
しかも、水道が凍るため、水を貯めておきますが、
その桶に氷が張っています(汗)
それを割りながら体に掛けます!
書いているだけで寒そうですが、それはまだ序の口です。
本番はお堂の中での修法。
シンシンと冷え込むお堂の中で、座ったまま数珠を繰って
真言をひたすら唱えます。
その時間が約6~7時間×2回/一日。
手も足もしもやけになってしまいました(苦笑)
紫になった手足は2月の末に行を終わった後も
しばらく変色したまま(汗)
治らないかと思いましたが、
めでたく半年ぐらいで治りました!
私の出た約3か月後に入ったO師
暖かい時期でお風呂も入れてうらやましい!
ただ、O師の時期には・・・
隣の芝は青くないと思います。
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