昨日、ある檀家のA家を訪問しました。
Aさんは高齢の一人ぐらしで、娘さんが隣町に住んでいます。
鍵がかかっており、外から声を掛けても反応がありません。
たまたま、その方の携帯電話番号を聞いていたので、
電話しましたら・・・家の中で鳴っています(◎_◎;)
エアコンは動いているので、中にはいるのでしょう。
トイレにでも入っておられるのかと思い、しばらく経って
もう一度訪問しても同じ状況です。
おかしい?
この方は外出されるなら、携帯は持って出ています。
また、しばらく経ってもう一度訪問しましたが、同じ状況です。
これは・・・中で倒れているのでは?(ーー;)
娘さんに連絡を取らないとまずい。
近所の檀家さんのところを訪問して、その方の娘さんの電話を
ご存じないか聞きましたら、
「隣のBさんならご存知かも」
隣のBさんに尋ねますが、Bさんもご存じない(ーー;)
Bさん曰く
「事付けがあるなら、伝えとくけど・・・」
「いえいえ、いりません」
「ではAさんに、三人文殊さんが来たって言っとくわ」
いやいや、中で倒れているかもしれんのに・・・
帰ってから、そういえばAさんの妹さんは以前、当院の巡拝に
参加されていたのでの電話番号があったはずと思いつき、
調べると・・・
ありました。
ありましたけど・・・たしか、Aさんの妹さんは亡くなった・・・かも
これも、困ったな。
Aさんの妹さん本人なら、電話しやすいが、家族の方では・・・
ちょっと電話するのは待ってみよう(ーー;)
しばらくは所用を済ませ、もうそろそろ、再度Aさんのところへ
行こうかと思っていたら・・・
携帯にAさんから着信が入っている(◎_◎;)
おっ、幽霊電話か?
電話を掛けてみると本人が出られました(*^_^*)
「今日は出かけとってね・・・」
「携帯忘れていたんですか・・・」
「娘に置いていけって言われて・・・」
「エアコンつけっ放しでしたよ」
「最近はいつもそうよ」
「中で倒れているかと思ったんですよ」
「そら、悪かったな」
人騒がせな(ーー;)
騒いだのは私だけですけど・・・