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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
2023年2月追記 2019年にこの記事をUP以降、いくつかの変更がありました。 結論を先にご紹介しますと、2022年冬運行より「青池編成」「橅編成」では無人販売が開始され、菓子類・ソフトドリンク・鉄道グッズは車内で購入できるようになっています。ただし支払いは現金不可で、交通系電子マネーまたはクレジットカード。 アルコールとホットコーヒーは乗車前の調達が必須、お弁当は予約制の「ごのたびモバイルオーダー」または乗車前駅及び周辺コンビニでの調達が必須となっています。 また、JRの発表では「くまげら編成」での販売については言及がありません。 2022年3月追記 2021年の夏より、リゾートしらかみの旅では事前モバイルオーダーで沿線のお弁当、スイーツ、ドリンクを駅ホームや構内店舗で受け取りできる「ごのたび」というサービスが始まっています。 当ブログ管理人はまだ利用したことがありませんが、通常では手に入りにくい特別メニューもあるようなので、「ごのたび」で検索してみて下さい。 唐突なタイトルですが… 駅弁や飲み物は、 車内販売で買えばいいじゃん!と思った皆さん、トラップにはまりますよ!2019年3月20日、JR秋田支社から、下記の発表がありました。 リゾートしらかみの車内サービスを見直します(JR東日本秋田支社プレスリリース) 要約すると、数年前から実施している、車内で地元の人が特産品を販売する「ふれあい販売」が好評なので拡充し、引き換えに「青池編成」「くまげら編成」のワゴン販売(NREが実施していた)を取りやめる…という内容です。 なら「ふれあい販売」で買えばいいじゃん!…と思うかと思いますが、発表をよく見ると、販売品目に「お食事もの」はほとんどなく、「飲料」もありません。最後にしれっと「お弁当・お飲み物などは乗車前にお買い求めください」と書かれています。 この部分が、五能線ではかなりハードルが高いと思われるのです。 (2022年冬運行より、「青池」「橅」ではソフトドリンク購入可能) そこで、リゾートしらかみ乗車時の食料調達方法について、私が把握している限りの情報を駅ごとに書き込みます。間違いや、現状が変化していることもあるかもしれませんが、その点はご容赦ください。記載がない駅は私的に未確認か、何も入手できないか、飲料の自販機のみです。 ・秋田駅…改札外に「NewDays」2店舗(駅弁あり・ドリップコーヒーあり) 新幹線ホームに「NewDaysミニ」(駅弁あり・ドリップコーヒーあり) リゾートしらかみ「1号」「3号」と一部の特急発車時、ホームで駅弁の立ち売り(関根屋) ほか、駅ビル内に多数あり 3月改正以降、「こまち」盛岡~秋田間、「いなほ」(酒田~秋田間)の車内販売もなくなったので、食べ物飲み物調達は、秋田駅での調達が必須です なお、在来線改札内には、飲み物の自動販売機しかありません。 ・追分駅…駅では飲料のみだが、徒歩5分国道沿いにスーパーとセブンイレブンあり ・八郎潟駅…駅では飲料のみだが、徒歩3分にローソンあり ・東能代駅…待合室内に「NewDaysKIOSK」あり 2022年4月よりキャッシュレス決済専用無人店舗となり、ドリップコーヒーの販売がなくなりました。また、お昼時に訪問しましたが駅弁「鶏めし」の陳列はありませんでした。(コンビニおにぎりはあった)。 ・能代駅…待合室内に「NewDaysKIOSK」あり(コーヒーは未確認) ホームで観光販売を実施する場合あり ・あきた白神駅…通路で繋がっている「八森いさりび温泉ハタハタ館」で各種販売 ・十二湖…観光売店があるようです ・ウェスパ椿山駅…駅前の物販施設「コロポックル」で軽食等があるということです(その他の観光施設・コテージ・温泉は閉鎖されました) ・深浦駅…駅前に商店があり、小さいが色々売っているようです。 ・千畳敷駅…駅向かいの千畳敷海岸に土産品店などあり ・鯵ヶ沢駅…駅向かいにショッピングセンターあり、惣菜が結構豊富です。 ・五所川原駅…津軽鉄道の駅に土産品中心部の売店あり。コンビニは500m程。 ・弘前駅…改札口前で弁当や総菜の販売あり。駅ビル内に「ファミリーマート」あり。また、駅前にイトーヨーカドーがあります。 ・新青森駅…新幹線コンコース内にNewDaysあり 改札外に「あおもり旬味館」あり ・青森駅…2021年より新駅舎。改札外の待合室にNewDaysあり 駅となりに駅ビルあり。また、駅前は商店街です。 いずれも、「乗車前の購入」を前提に書きました。 「停車中の購入」は、観光停車である千畳敷駅、「1号」と「3号」の能代駅、「5号」と「6号」の深浦駅では10分以上の停車時間があるので可能かと思いますが、それ以外の駅では停車時分は短いので不可能です。 東能代駅ではスイッチバックのため6~9分停車しますが、NewDaysKIOSKが改札の外にあるのに対し、停車するホームは2番線のことが多く跨線橋を渡る必要があり、余裕がないでしょう。なお、東能代駅では飲料の自販機はホームにあります。 (画像は旧「橅編成」車内) ざっと挙げてみました。 実は、終了した「ワゴン販売」の品ぞろえは、「リゾートしらかみグッズ」を販売していた他は新幹線での販売品目と同じで、「リゾート感」「観光感」「五能線沿線」を感じることがない販売でした。それを廃して、地元にお金が落ちる仕組みしたのはある意味いいかもしれない。問題は、「お食事」「飲料」の乗車後の購入がままならなくなることですね。「ふれあい販売」で地元の弁当(と、お茶)を積み込めないものでしょうか。「ふれあい販売」で深浦の「マグカツドッグ」が売られますが、あくまで私案ですが、鰺ヶ沢の「ヒラメの漬丼」や「イカ焼き」、秋田県側の「石川そば」なども販売されてはどうかと思います。 (種車の製造から40年程経過している「くまげら編成」は、早晩、車両を更新しないといけないでしょうから、その際に是非お願いしたい!) (ORAHOカウンターも終了してしまった…無人販売へ移行)
本記事は2020年11月現在でも、当ブログのアクセス数No1記事となっております。 ご覧いただきありがとうございます! 残念ながら、深浦町の観光施設「ウェスパ椿山」が閉館したという情報が入ってきたので、ウェスパ椿山駅の情報を書き換えました。また、こまごまとした部分を修正・追加しました。 …ウェスパ椿山、駅および列車の停車はとりあえず従来通りのようですが、今後はどうするのでしょうかね? (黄金崎不老ふ死温泉の送迎バスはウェスパ椿山駅に発着していますが、本当の最寄り駅は艫作駅なんです) 2022年3月 「ごのたび」の情報と、深浦駅の項目にコンビニ情報を追記 2023年2月 無人販売開始(ORAHOカウンター終了)の情報を追記 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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