2030年、われわれの未来はどうなるの?
2005年発表・経済財政諮問会議より出された『日本21世紀ビジョン』という報告書の中に、こういう事が書かれてあります。2010年代初頭までに国と地方の基礎的財政収支を黒字化した後、黒字を維持し、公債残高(名目GDP比)を引き下げ、小さくて効率的な政府を実現する。そして、万が一にも財政赤字の拡大が続くことになると、財政が経済を食いつぶすことになりかねず、最悪、日本経済は破綻することになると・・・今日(2008年12月10日)に発表された2009年度の予算編成では、一般歳出は51兆円台、新規国債発行額は34兆円超えだそうです。なお、2005年の時点で日本の借金の総額は約1000兆円で、GDP(国内総生産)の2倍です。