無事退院(入院-完結編)_story(3400)2014.4.9
運河に桜
3/30(日)にたまたま三軒茶屋に行く用事があり、桜の満開時期と重なったため、近くにある目黒川まで足を延ばせたというのが真相。いや驚いた。この目黒川。橋がものすごく多いのである。
大橋JCTがある上流から行くと、
(池尻大橋エリア)・・大橋、常磐橋、万代橋、氷川橋、東山橋、目黒橋(山手通り)、中の橋、南部橋。
(中目黒・代官山エリア)・・柳橋、千歳橋、天神橋、緑橋、朝日橋、宿山橋、桜橋、別所橋、(東急東横線の橋梁)、日の出橋、宝来橋、さいかち橋(駒沢通り)、田楽橋、なかめ公園橋。
(目黒・不動前エリア)・・中里橋、ふれあい橋、目黒新橋(目黒通り)、太鼓橋、(東急目黒線の橋梁)、亀の甲橋、市場橋と全27橋。距離にして約4km。
全体平均148mに1つの橋。特に池尻大橋から中目黒では、およそ90mに一つの橋。
両側にこぼれるように桜が咲く。
この景観の妙は、黒とピンクのコントラスにある。
川というより川底をコンクリートで護岸された運河のような川で浅く、黒くなっているため桜の白やピンクを引き立たせせている。よって「運河に桜」というくくりでは、特質すべき名所である。
目黒川の景色(その1)(2014.3.30)
柳橋から千歳橋方向を望む。
運河の黒と、桜のコントラスト。
満開になったばかりの頃。
4kmのもおよぶ長大な桜の目黒川。
徒然の記 退院
3泊4日という短い仮住まいの病院生活。退院の日がやってきた。2014.4.9 午前10時。
会計係が、1階にある入院受付窓口で会計を済ませろという。払い終わったら、診察券を戻してくれた。こんどは領収書を持って再び消化器病棟8階のナースセンターに引き返す。ベッドで待てと。入れ代わり立ち代わり看護婦さんが、次回外来までの注意点を説明してくれる。
注意点・・・走るな。酒を飲むな(血液の循環がよくなり過ぎて傷口には悪いと)、下腹部に力が入るような重い物は持ち上げるなと。風呂に入らず、シャワーにしろと。
普段 箸以外重たい物を持ちたがらないカミさん、この時ばかりは、小生のボストンバッグやスケッチ道具が入ったリュックを軽々と運んで呉れる。
頼もしい一面を発見。
この短い病院生活、6人部屋のど真ん中で窮屈であった。せめて4人部屋くらいにならないと気が休めない。両隣の隔ては薄いカーテンのみ。他人の症状やバイタルサインの数値が手に取るように分かるので、個人情報侵害もいいとこである。
かすれるようにぼそぼそ話す”老人”が窓側に居た。廊下で会ってみると、驚いたことにまだ若い方である。すっかり病床が板についてしまった感じである。長い入院生活を送っておられる方に違いない。こんなところはさっさと退散するに限る。
健康なんて当たり前と思っていた2ヶ月前。今は病気とは無縁でなかったと反省。病院を出ると元気な人が闊歩している。病院では顔をしかめた病人ばかりである。どちらも現実であるが、ギャップが大きすぎる。
元気に笑顔を振りまいてくれた愉快な看護婦さんたち、一生懸命説明してくれた麻酔科の医師や主治医に、感謝しつつ、病院を後にした。
Picture1(sketch-direction 140° pm4:47 Sketch point:Meguro-river,Yanagibashi-Bridge,Meguroku,Tokyo,Japan GPS 35.648864,139.693678(35°38'55.91" N,139°41'37.24" E)標高10m
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Last updated
Apr 9, 2014 09:16:10 PM
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turbo717
violaを奏する者です。スペイン巡礼、スケッチ、マラソン、パズル などを紹介しています。
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