テーマ:スケッチ(560)
カテゴリ:ジョグ&スケッチ
境川源流、ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
Sakai River Headwaters, Hindemith: Symphony “Mathis der Maler”_story(4563)2022.9.24 ・ The mornings and evenings have become much cooler; the outside temperature on the morning of September 21 was 17°C (63°F). The day when we will no longer need air conditioning at home is near. However, it rains a lot, so I want to keep the dehumidification function working. 朝晩がぐっと冷えてきた。9/21なんか朝の外気温は17℃であった。家で空調が要らなくなる日が近い。ただ雨が多いので除湿機能は働かせたい。 ・ ■今週の1枚View of Kamiyugi,Hachioji City(八王子市上柚木の風景2022.9.24) 八王子市上柚木の風景 オフラインアプリMaps.Meに入っている地図はOpen Street Mapで地理院地図と若干異なっていて里山などは詳細な山道が示される。標高データがないものの、それを参照しながら、カシミール3D(地図は地理院地図のデータ)上で作図していく。山道でまだ走っていないルートが見つかれば、それを日課のrunに含めてrunning計画をたてる。この日は八王子市上柚木地区の農道をトライした。初めての道である。ここまではよかった。その後、道がなくなり藪漕ぎを強いられた。理由は農道でも使われていない道はすぐ藪で覆われてしまうからであろう。季節なのか女郎蜘蛛の巣が一杯ありそれを破りながらの突進でさぞ蜘蛛達は驚いたことだろう。人家が見えているので遭難の心配はないのだが、町田-八王子のエリアにけっこうこういう悪路が多い。 ・ 目次 徒然の記その1 歩き塾「境川源流-橋本」 徒然の記その2 信号論 徒然の記その3 定期演奏会・指揮者と曲の解説 徒然の記その4 Covid-19世界・日本の状況 ・ 徒然の記その1 歩き塾「境川源流-橋本」 2022.9.21(水) ■満を持してついに歩き塾の人達を「境川」まで誘ってきた。いかにこの川の流域の魅力を人に伝えるかと苦節6年。地元民として知り尽くしたこの川沿いの道を遠くは千葉から、金沢八景からと人がやってきた。口コミで10倍には増えるはずで今後が楽しみ。源流近くの林道で出会った人は奇跡の人であった。 ・ 川の長さは約50km。初回は源流から橋本寿橋まで12km。次回以降は(来年になるが)橋本→町田 、町田→大和 、大和→藤沢 、藤沢→江ノ島を考えている。最終回は江ノ島探訪をかねる。 ・ コース・・JR相原西口バス停(法政大学経由大戸行き)10:07→バス→10:24青少年センター入口→大地沢青少年センター→キャンプ場→境川源流(往復)→大地沢青少年センター→武蔵岡団地(昼食・休憩)→境川遊歩道→相原十字路→横浜線踏切→寿橋→JR橋本→サイゼリア12km ・ ■奇跡の人・・境川源流を極め、川を下っていると、ボッカ(歩荷)の人であろうか、巨大なリュックを背負ったおじさんがゆっくり登ってきた。その佇まいは仙人である。大地沢青少年センター(標高230m)から800m(同328m)川を遡ればそこが境川源流。前日の雨で立てかけてあった看板が傾いている。それを起こし写真に収めたりして川を下っていた時である。グループの一人が「何を担いでいるのですか?」と尋ねた。一人だとただ行き過ぎるだけであった人である。こちらは何でも好奇心旺盛な人が多い。そのおじさん、立ち止まって話始めた。 ゆっくり歩くために30kgの重しを運んでいるという。皆さんがあまり好きでない爬虫類を探している。またここには日本一綺麗な昆虫も生息しているのでそれも探しながら歩いているのだと。 なんと、この地域(境川源流、大地沢渓谷、都立大戸緑地)は動植物の宝庫であると。 玉虫よりも綺麗な「はんみょう」がここに居て、2mほど飛んでは道に止まり、近づくとまた2mほど飛んで、道案内してくれるのだという。別名「ミチシルベ」「道教え」と言われている虫がいるのでそっと歩いているのです。この辺りマニアが行き来する聖域らしい。 ・ 日本本土に生息するへびは8種類、その全てがここに居るのだという。知っているものを挙げよと質問があった。 マムシ、青大将・・(2つしか出てこない!) 彼は滔々と言い放つ・・アオダイショウ・シマヘビ・ジムグリ・ヤマカガシ・ヒバカリ・シロマダラ・マムシ・タカチホヘビ(マムシ以外は無毒)(タカチホヘビは明治期に高千穂宣麿(のぶまろ)男爵の発見と言われている黒いへび、夜行性) ・蝶・・この近くには石砂山(いしざれやま578m藤野15名山の一つ)にいるというギフチョウ(食草=カンアオイ)が有名であるが、ここにはアサギマダラ(食草=キジョラン)が春先に見られるという。マニアは夜こっそりと卵が産みつけられているキジョランをごっそり採取し、netオークションに「卵付きキジョラン」として出品するものだから、困ったものだと。見ると山肌がごっそり削り取られている。 モリアオガエル・・池などにせり出す木々の葉っぱに卵を産み、オタマジャクシが育つと、あとは森の中で生活する。そいう貴重なカエルがここに居るという。 最後に・・あなた方は何も知らないのですか?と不思議がられる。 ・世の中にはいろんな達人がおられる。われわれは意気消沈することもなく、堂々と“歩き塾”の歩を進める。栗畑があり、大きないがぐりがたくさん落ちていた。実は全部取られている。落ちこぼれの2つ3つを貰っていく。 ・ ・ ・ 徒然の記その2 信号論 2022.9.23(金) ■数学の話ではなく信号機のお話。ことの発端は雨のマラソンにあった。 こうも長雨が続く場合は、マラソンランナーとしては町を遠くまで走り回るには気が滅入る。 そこで浮上したのが、いつでも止めて家に帰れる“家の周りの周回コース”をぐるぐると回るというアイディアである。家族から緊急の要請があれば2分で帰れるという利点もある。まぁそんなことは間々ないが。 一周1.1km(下図赤線)と1.5km(青線)の2コースがある。前者は信号機が無いので無限軌道となる。何十kmでも連続走行が可能である。後者は4週すれば6kmとなり区切りがよいが、信号機が3つもある。信号機の信号間隔つまり青黄赤の順番(=専門的には“現示”という言葉を使う)を熟知しておくと、“待つ“というロスは発生しない。 (この地図のど真ん中にタワマンが4つも建っている。区役所、警察、郵便局、家電量販店。スーパー・・あらゆるものが揃っている) ・ つまり、赤であっても、何秒”待てば”歩行者信号が青になるか分かっているのでその分右か左へ曲がって走り続け時間がくればUターンして信号機の場所に戻ってくればよいので、これまた無限軌道で走れるのである。 例えば横断歩道に到着した時点で、あと20秒(歩数にして左右の足の一方のみ20歩)で青になることが分かっている赤信号の場合は、10歩だけ右か左へそこを曲がっていき、そこでUターンすれば、見事青信号になっている勘定である。 そのためには、2サイクルくらい前からその信号機の「現示」をカウントしておく必要がある。赤に切り替わった瞬間からカウントをはじめ、青になるまでの残りカウントを計算していく。計算結果を2で割り、その余長分を左(または右)に曲がっって時間調整し、戻ってくるのだ。青に切り替わっているはずでまっすぐ進む。 さて現示は複雑である。交通量によって現示を変えている感応式というものもある。時差式(上下線で信号間隔が違うもの)、分離式(歩車分離、右左折の車を分離)、標準式など。 そもそも信号機は車のためのものであり、歩行者(ペデストリアン)には甚だ不便なつくりになっているのだ。 車がスイスイ青で進んでいても、歩行者用の信号は早くも点滅をはじめすぐ赤になってしまう。 ・ 道路の幅、交差する道の重要度、交通量、バス路線の有無、角度(直角で交差するとは限らない)、T字路、時刻、スクランブルの有無、歩車分離 などによって現示は何万通りともなる。これらのデータは警察の交通課の管轄にあると言ってもよいのだが、一部は大学の研究テーマにもなっている筈だ。1基だけではなく、多数の信号機との連動でスムースな交通量の制御を得ようとしているわけであるから。 捨ておかれる歩行者よ。 貴方は何分待っても青にならない信号機の前で途方にくれているかもしれない。そこはボタンを押さなければ一生青にならない信号だったのだ。 まぁ、そういう叫びをあげたくなるほど“青”の時間が短い、歩行者信号機よ もっと長くしてくれ! ・ ■ある町(岐阜県)の信号機は6種類だという。 1.基本型・・青黄赤の三色の信号で車両と歩行者を整理。 2.右折(左折)矢印信号付き・・右折(左折)車両が多い交差点で、矢印で右折(左折)車両のみを通行させる。当然このときは早めに歩行者信号を赤にしておく必要あり。 3.右折(左折)車両分離・・矢印で直進・左折(右折)車両と右折(左折)車両を分けるので右折(左折)車両の事故防止が図れる。上記同様早めに歩行者信号を赤にしておく必要あり。 4.右左折車両分離・・横断歩道が青信号の時は車両が右左折して来ないため、歩行者の安全が図れる。 5.時差式・・一方の右折車両を含めた交通量が多い交差点で、対向車両の信号が先に赤信号になるので、右折車両の安全を図るとともに、交通量の多い方向の渋滞対策となる。 6.3現示(分離式)・・右折車線が無い交差点で、対面方向の車両を停止させ、一方向ずつ車両を進行させることで、右折車両による渋滞対策が図れる。 ・ ■青から次の青までのサイクル(例) ◎赤青の時間間隔が1:1の交差点 0sec(車、歩とも青)→25(歩点滅)→30(歩赤)→40(車黄)→55(車赤)→(完全赤の時間55)→110(車、歩とも青) ・ ◎赤青の時間間隔が6:4の交差点(交通量に差がある交差点) 東西方向の道(交通量6) a 0(車、歩とも青)→25(歩点滅)→30(歩赤)→40(車黄)→55(車赤)→(完全赤の期間は35)→90(車、歩とも青) 南北方向の道(交通量4) b(aよりも55秒遅れ) 0(車、歩とも青)→16(歩点滅)→18(歩赤)→24(車黄)→36(車赤)→(完全赤の期間は54)→90(車、歩とも青) 信号機aとbは互いに55秒遅れながら周期は共に90秒。 歩行者は太い道路でも横断にかける時間が短くなり、小走りで渡らなければならない。 ・ 頭がおかしくなってきた。交通課のおまわりさん。あなたはどんな風に計算しているのですか。道の幅、交通量の差分などで、複雑な計算式が横たわっている筈です。 ここで分かったことは、確率論では、車の場合は、太い道を伝って行ったほうが早く目的地に着くということである、圧倒的に太い道の方が「青」の確立が高いからである。歩行者の場合は信号なんか待たなくてもよい地下歩道、歩道橋を使ったほうが圧倒的に早く着ける。 信号論・・あぁ尽きない。 ・ ・ ・ 徒然の記その3 定期演奏会・指揮者と曲の解説 2022.9.24(土) ■明日、9月25日(日)に府中市民交響楽団第86回定期演奏会があります。無料ですのでぜひいらしてください。場所、時間・・府中の森芸術劇場13:15開場、14:00開演 指揮:森口真司管弦楽:府中市民交響楽団 曲目・ウェーバー:『オベロン』序曲、・ヒンデミット:交響曲「画家マティス」、・ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 ■今回の指揮者の森口真司氏が当団で初めて登場したのは1992年の第26回定演でベートーヴェンの「運命」の時であった。爾来30年となる。その間第九2回と今回を含めて、31回の共演となる。団からオファーをしたのは1991年でまだ芸大の学生であったときだ。 No,定演回数、主な曲目(作曲者名は略している。ブラ:ブラームス、ブル:ブルックナーなど)一覧 1. 1992年第26回 運命、2. 1993年第27回 幻想交響曲 3. 1993第28回 新世界、4. 1994年春第29回 シェラザード、5. 1994年 第30回 ショスタコ5、 6. 1995年 第31回 ブラ4、7. 1996年 第34回 ブラ3、8. 1997年第35回メンデル・スコットランド、9. 1997年 第36回 シューマン・ライン、10. 1998 第37回 ブルックナー7、 11. 1998年第38回 ガーシュイン・パリのアメリカ人 12. 1999年第40回 ブラ2、13. 2000年 第41回 プロコ5、14. 2001年 第43回 ドボ8、15. 2001年第44回 チャイ1、 16. 2002年 第46回 モーツァルト36、17. 2003年 第47回 ブラ1、ラフマニp3、18. 2003年 第48回 新世界、19. 2004年 第50回 フランク2、20. 2005年 第51回 リームスキー・シェラザード、 21. 2005年 第52回 ブラ4、22.2005年第九、23 .2006年 第54回 ブル4 、24 .2007年 第55回メンデル4・イタリア、25. 2007年第九、26. 2009年 第59回 シベ2、 27. 2010年 第61回 ブル8、28 .2013年 第67回 チャ6、29. 2016年 第73回 ブル9、30. 2019年 第79回 シューマン1、31. 2022年 第86回 ベト3.「英雄」 ・ 2008年以降すこし疎遠になったのは氏が九州は大分県立文化短期大学音楽科に着任されたからである。 これだけの数と曲目によく薫陶を受けたものである。現在のオケの実力は氏に負うところが大である。 ・ ■ここからすこし解説 ・ヒンデミット(1895-1963):交響曲「画家マティス」は、中世ドイツの画家マティアス・グリューネヴァルトの代表作「イーゼンハイムの祭壇画」をモチーフにした作品である。ストラスブール近郊のイーゼンハイムの聖アントニウス修道院にあったもので、そこでは「聖アントニウスの火」と呼ばれた麦角菌(ばっかくきん)中毒の患者を治療する施設があった。現在はこの祭壇画はストラスブールから南西60kmの町、コルマール(Colmar)のウンターリンデン美術館(Musée Unterlinden)で展示されている。 「可動式多翼祭壇飾り」の形式をとった祭壇画で上から場面はこんな感じになっている。 「第一場面:キリストの磔刑、聖セバスティアヌス(左)、聖アントニウス(右)」 「第二場面:キリストの降誕(中央)、受胎告知、天使の合奏(左)、キリストの復活(右)」 「第三場面:聖アントニウスの聖パウロス訪問(左)、聖アントニウスの誘惑」 観音開きとなった大きな祭壇画の表にはキリスト磔刑像が描かれている。中央の扉を開くと、キリスト降誕と祝福する天使が描かれている。第1楽章の「天使の合奏」のモチーフとなっている。祭壇画の下側にはキルスト埋葬の図である。第2楽章の「埋葬」のモチーフである。右の扉裏に堕落への未知を誘惑する魔物や妖怪が描かれている。第3楽章の「聖アントニウスの誘惑」のモチーフとなっている。楽譜にはモットーが書かれている。「主よ、あなたはどこにいたのか/どこにいたのか、なぜあなたはそこにいて/私の傷を癒してくれなかったのか」と。これは祭壇画に書かれた言葉である。 第3楽章 序奏の冒頭部はViolin,Viola,Celoのみによる突き上げるような合奏とドラムロール(しわぶきのような感じ)が繰り返され、管楽器がガロップの小気味よいリズムを刻む。魑魅魍魎の蠢きなども中間部にあり、後半はクライマックスで奏でられ、最後はグレゴリオ聖歌<シオンよ、救い主を讃えよLauda Sion salvatorem>が重ねられ、金管がアレルヤAlleluiaの主題を高らかに歌い上げ全曲を閉じる。29分くらいの曲である。 以上、出典は、Netの「「No.20」「怖い絵?」グリューネヴァルトの《イーゼンハイム祭壇画》」および、定演チラシ、定演プログラム、日本楽譜出版社のスコア「HINDEMITH」に依った。 下記HPが多翼の祭壇画が示されていて秀悦。 ・ ■ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」 強弱記号はff,f,p,ppの4種類しかない。つまりmp(メゾピアノ)とmf(メゾフォルテ)がないのである。いまではffff,fff,ff,f,mf,mp,p,pp,ppp,ppppと多彩な強弱記号が駆使されるが当時は「中庸」「普通」を表す中間の強さを記述することはなかったのだ。 その替わりといってはなんだが、Sf(スフォルツァンド:その音だけを強く)が多用されている。SfP(スフォルツァンドピアノ:その音だけ強く、直ちに弱く)をカウントしてみた。 全部でSfが189、SfPが6。 第4楽章、最後のコーダは43小節に計18個のsfがある、何かのメッセージかもしれないのでドレミ(cde)で読んでみると、ソ・ラ♭・ソ・ラ♭・ミ♭・レ・ミ・レ・ラ・シ♭・ド・シ・ソ・シ♭・ミ♭・ソ・シ♭・ミ♭ これをabcの文字では→gaga・eaea・abcb・gbegbe まぁあまり意味がなかった。ベートーヴェンが何かのメッセージを託すべく盛んにsfを書き入れたのではないかと思ったのだが。 弾くときもベートーヴェンが傍に居て、あの顔で、“そこを強く“と腕を振っていることを思い浮かべて演奏したい。 ・ 因みにベートーヴェンの日常は、夜明けとともに起床し、豆60粒(コーヒ豆15g相当)の分量でコーヒーを淹れて作曲に取りかかる。簡単な着想をどんどん膨らませるので、スケッチしたノートが手放せない。15時になると散歩の時間となる。毎日森の中を4時間歩いたという。午後の散歩は着想の源となった。19時から居酒屋へ行き、新聞を読んだのだ。情報のインプットは夜。作曲などのアウトップは朝昼というサイクルであった。 ・ ・ ・ 徒然の記その4Covid-19世界・日本の状況2022.9.24(土) ■新規感染者数と死者数の推移。(世界) 世界的には第7波はもう落ち着いている。収斂を11月4日と予測。 拡大図赤・・新規感染者黒・・・死者 ・ ■ワクチン接種 情報源: ・NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/ ・日経:https://vdata.nikkeicom/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/#cumulativeVaccinationsWorldwide ・朝日朝刊 ・ジョン・ホプキンズ大学データ:https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/dashboards/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6 ・ 追加接種の割合(9/23時点、括弧内は必要接種) チリ141.7%(92.5%)、台湾82.5(85.8)、ウルグアイ81.8(83.3)、マルタ81.5(91.2)、韓国79.1(86.3)・日本65.2(80.4)、英60.2(75.7)、米国32.9(66.8)・・。 ■日本 グラフ1:日本の新規感染者数、死者の推移:(クルーズ船を含む) 国内感染者が2,000万人を超えた。100万人当たり16.5万人で205ヵ国地域で68位(先週も68位)である。死者は348人で120位(先週も120位)。 死者数の推移 入院・療養中の推移。9/23に60万人を切った。 新規感染者、死亡者、入院・療養中者の各1w平均値は、第6波よりも高い状況。10月に向けてぐんぐん降下することを期待したい。 ・ グラフ2:日本のデータ(新規感染者の推移) 人口比10万人1w平均で広島406(601)人(先週比0.68)、愛知362(548)(0.66)などで、全国的には330(457)(0.72)と確実に低下してきている。1w平均値は、第6波の最高値92,301人をすでに下回り、9/23の値では59,416人と先週比2万人強の減少である。る。世界的には7/24から世界top(最悪)は変わらないが。 ・ 東京都のデータ9月20日(火)には第7波の最低値3,794人を記録した。このまま進めば10/9(日)が収斂日と予測。 死者は9/19,20(月、火)と5名の最低値を記録したものの、9/23には8名へと跳ね上がった。up-downが続く。東京都の収斂を10月9日と予測した。 ・ ■世界分析グラフ・・(ジョン・ホプキンズ大学データ2022.9.23(金)21:23のデータに基づく) 地域的にはヨーロッパが上昇、他はすべて下向。 ■世界の感染者は 2022/9/23には累積の感染者数は6億1400万人を突破した。先週の平均比は0.89倍。世界的には第7波の兆候があったとしても既に減少傾向。台湾、スロベニア、オーストリア、ラトビア、韓国、ジョージアが人口比で50万人以上の国では上位。日本は減少方向。9/22には累積死亡者数は653万人を突破した。先週の平均比は0.48倍。 地域毎の死亡率(死亡者/感染者累計)は全世界1.1%、南米2.1%、bottomがオセアニアの0.2である。アジアは0.8%で変わらず。 ・ グラフ3 世界の感染者数 直近の2w,1wの比率で1以上の国・地域(1週間の新規感染者数が前週のそれより増えている国・地域)は60/205で先週比-19。アフリカ55ヵ国のうち16ヵ国(先週比-2)、南米では11ヵ国のち5ヵ国(+-0)、中米では23ヵ国のち1ヵ国(-10)が「1」以上で世界的に減少傾向。 ・ 現状で1日新規感染者数(1w平均)topは依然日本がtopで6.1万人(先週比0.71)、2位以下は、米国5.7(0.82)、ロシア5.3(1.02)、台湾4.0(1.02)、独3.7(1.18)、韓国3.6(0.65)、仏3.1(1.3)などである。ここではロシア、台湾、ドイツ、仏が増加。 欧州の新規感染者100万人規模での比較。2021.10.1からのグラフ。 ・アジアの新規感染者 ・ グラフ4地域別感染者数推移と死者数の推移(地域別人口100万人グラフ) 感染者累計でTop4はヨーロッパ、オセアニア、北米、南米と、オセアニアが急伸中。 死者累計でTop4は南米、北米、ヨーロッパ、ロシア・NISである。 ロシアNISの諸国はロシアの他に、ウクライナ、モルドバ、アルメニア、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギス、ジョージア、ベラルーシ、ウズベキスタン、タジギスタン、トルクメスタン が含まれる。チェチェン共和国はデータとして入っていない。 オセアニアの諸国は、オーストラリア、ニュージランド、パプアニューギニア、フィジー、クック諸島、ミクロネシア、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、ニウエ、パラオ、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツが含まれる。 ・ (編集後記)・・毎週土曜日午後に発行している絵日記blogです。 その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。トップページからヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。 http://turbo717.ciao.jp
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 28, 2022 06:11:32 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ジョグ&スケッチ] カテゴリの最新記事
|
|