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Dec 10, 2022
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テーマ:スケッチ(560)
カテゴリ:ジョグ&スケッチ
首激痛、第九、下山の哲学
Intense Pain, Beethoven's Ninth Symphony, Philosophy of Disembarkation_story(4572)2022.12.10
I had an unusual pain in my neck. I couldn't sleep on my back because of the extreme pain. It is better now, but the last 1w was hell. I wonder what caused it.
  
寝違えたのか首が異常に痛かった。激痛のため仰向けに寝られなかったのだ。今は良くなっているがこの1wは地獄であった。原因は何だろう。
人は言う、12km-runなんて無茶だ「過ぎたるは及ばざるが如し」と、コロナ後遺症ではないか、5回もワクチンを打ったことによるダメージがそろそろ身体に現れてきたのではないか、癌の前触れではないか? 心筋梗塞の予兆ではないか? 姉が逝去したことにより霊が憑いたのでは? ほとんどはカミさんである。碌な事を言わないものだ。
​しかし健康に奢りはなかったと、健康にもっともっと感謝しなければと思うこれからの日々である。​
また弱者になって初めて病気で苦しんでいる人の気持ちが分かった気がする。どうしても颯爽と歩いている人に注目が行くのであるが、困っている人にももっと目を向けなければならないと肝に銘じた。
​​■今週の1枚 (新小倉橋から相模川下流を望む 2022.11.26)

​旧小倉橋近くの相模川左岸、50mの断崖に工事車両が入ってきた。河原にも砂州が出来土嚢が積まれている。リニア新幹線のルートに当たっている場所である。神奈川県駅(橋本駅)から直線4.1kmの箇所である。計画によればここに相模川橋梁が建設される。​​​
 
目次
徒然の記その1 第九
徒然の記その2 七転八倒→快復 
徒然の記その3 竹内洋岳著「下山の哲学」
徒然の記その4 芥川賞受賞作「おいしいごはんが食べられますように」 
徒然の記その5 Covid-19世界・日本の状況
徒然の記その1 第九 ​
■今回の第九演奏会(2022.12.11(日))の指揮者大井剛史さんは3年前にも第九を振っていただいた。4小節や8小節といった大きなフレーズで捉えよ、隣・周り・パート・全体によく耳を澄ませ、耳ダボにせよ。決してシャカリキになるな。常に冷静で。大音響のまま音楽を進めることないように。どこかのオケは力任せであるがあぁいうのはよくない。全体のバランスを考えろ。ppの16音符のキザミを皆がピタリと揃うと、緊張感が生まれる。そこに木管がメロディーを奏でる。そういう感じで、全体像で音楽を捕えよ。
エグモントのある個所では、「ここは開放的な音楽ではない、煮込み料理のイメージで」なかなか難しいが、スースーと軽く行かず、弓さばきも弦に置くような形で煮詰めていくような感じで弾くのである。
まぁこんな分かりやすい表現で、我々100名を引っ張ってくれている。頭が下がる思いである。よって、今までと全く違う第九演奏会になるのではないかと予測する。ぜひご来場を。
■コロナ下
​今回の第九は計らずも新型コロナウイルス第8波の真っ只中である。昨年第九開催の是非を検討した時期の新感染者数(2021/8/20が2021年の年間ピークで25,876人)はなんと今年の10分の1、(2022/8/19が2022年の年間ピークで255,534人)であったわけで昨年でも十分コロナ禍で開けた勘定である。何が違うかと言うと、緩和政策ではないだろうか。ワクチン接種が進展し今や全国民が平均約3回(接種回数は人口の296%)ワクチンを打っている(世界3位)。最近では、オミクロン対応ワクチン接種だけでが1日平均76万回である。死者数が相対的に低く( (死者数1W平均)/(新感染者数1w平均)で、2021.8・ 1/2,777、2022.8・ 1/1,512)、かつ医療体制の充実と、検査キットの充足や、治療薬の承認という事由も重なり、”大丈夫感” は昨年より相対的に10倍はupしているものと考える。​
■新しいベートーヴェン像
先般(2022.11.12)の日記に「新しいベートーヴェン像」と題して、11.5(土)にNHK BSプレミアムで放送された「音楽サスペンス紀行」の概略を書いた。耳が聞こえないベートーヴェンにとって唯一のコミュニケーション手段が会話帳であったのであるが、死後これがベートーヴェンを神格化するためにいろいろと捏造されたとあり驚いたものである。
この事実から第九に抱いていたイメージをすこし見直してはどうかと思った。
​シラーや自作の敬虔な歌詞、天上の楽園、合唱とソロの織り成す最高度の響き・・・。これに酔うかのごとく雪崩れるように最終場面のどんちゃん騒ぎ的大展開はいったい何だったのだろうか。​
ためにためて、最後に「なんちゃって」とベートーヴェンがアカンベーをしている様が読み取れなくもない。教会を出て一目散に居酒屋に走るか、あるいは既に居酒屋にいて、十字を切りながら敬虔な祈りを捧げ・・いやそうしているようなふりをしながら、皆と大合唱のチャンスを窺っていた。とも見える最終コード。ドイツではお馴染みの歌詞であるので誰でも歌える歌ではないだろうか。それを皆で大合唱している陽気なベートーヴェンと小生は見たい。
​今回のプログラムにも紹介されているが東西ドイツ統一の記念式典(1989年)で演奏されたのがこの第九であった。レナードバーンスタインによる特別コンサートであり、バイエルン放送交響楽団、ミュターツカペレ、ドレスデン、NYフィル、ロンドン、レニングラードの6つのオケによって編成された楽団で演奏されたのだ。この曲以上にふさわしい曲はなかったという。​
■合唱団
今回の合唱団は総勢219名。ソプラノ67、アルト81、テノール25、バス41。
ソリストとして4人 府中市にゆかりのある方たち、ソプラノ 天羽明恵さん、メゾソプラノ 奥野恵子さん、テノール 望月哲也さん、バリトン 青山貴さん。大合唱をぜひお楽しみください。
​・
■第九第4楽章 全訳(永久保存版)・・(2019.11.23 の絵日記blog 徒然の記その4)を参照ください。
https://plaza.rakuten.co.jp/turbo717/diary/201911230000/

​徒然の記その2 七転八倒→快復 2022.12.8(木)​
■この1週間はturbo717にとって七転八倒、悶絶の日々であった。
なにをバカな? あのturbo717が?と驚かれるであろう。水曜日の歩き塾も欠席したほどの重症であった。
日記調に書くと以下のような次第。
11/30(水)・・肩が凝る。こんな経験ははじめてである。
さて我が方は、右肩がコチコチだ。ゲル状の「バンテリン」を買ってきてたっぷり塗る。熱を帯びるため血行が良くなるようで少し楽になる。そのまま「水曜日」のrunningコースである南大沢へ1時間6kmほど、普段の2分の1のメニューで走る。
​​12/1(木)・・極端に寒い日であった。「木曜日」のrunningコースである川尻を走り、津久井街道を通って家に戻る。9kmくらいか。途中速歩の老人に抜かれそうになりジョグのspeedを上げる。どうも負けん気が強くて困る。16時に生協がくる。17時Zoom始まる。夕刻Setメニューを夕食用に作ろうとするが小麦粉がない。外出中のカミさんにLineする。​​
12/2(金)・・下見run。12/7(歩き塾)用に甲州街道の銀杏の黄葉の程度をチェックに家から12kmくらい走って西八王子まで走る。この時はまだ走れた。いちょう祭りは11/19-20(土-日)で終わっており、当日は2割くらいしか葉っぱが残っていない。残念!​
​さてこの頃から首が動かなくなり、頚椎症のような症状。夜うつぶせになれないほどの激痛が走りだす。いつもすんなり寝る態勢になかなか入れないのだ。普通8kgはある頭が、下に垂れる時が、首を刺激し多数の神経を圧迫するため激痛が走る。横向きにそっとベッドに押し入り、両手を頭に添えて支える感じで徐々に仰向け態勢に体を回転していく。重労働である。あまりの痛さに目が覚めたままだ。​
​​12/3(土)・・首の痛さに悲鳴をあげ、近所の整骨院に緊急電話をした。11:30の予約を取り付ける。肩をもみほぐし、鍼8本を打ってもらう。腕が回るようになり、首筋も幾分柔らいだ感じ。歩くときも首に振動がくるため痛かったが、すこし和らぐ。今夜もまた寝られないのかもと思う恐怖心。では痛み止めを買おうと近所のドラッグストアに飛び込んだ。そこで紹介されたのがロキソニン(ロキソプロフェン ( Loxoprofen )・・プロピオン酸 系の解熱消炎 鎮痛剤 )である。1日2回と書いてある。だいたい分かってきたがこの薬の効き目は1錠12時間ほどあるのでこの時間内は痛みは抑えられる。しかし治ったと見るのは間違いである。薬の効き目がなくなってくるとまたぶり返す。​​
12/4(日)・・am9:00-12:00 オケ練習。首が左右120°、上下90°しか回らず、精彩を欠いていたらしい。午後はなにもせず安静。
12/5(月)・・首の痛さは和らいでくるが薬のせいである。ある人に相談すると、別の病気かもしれない、MRIを受けるべきではないかと。心筋梗塞の前触れであった人もいる(左肩の凝りだと心筋梗塞を疑ったほうがよいという。)。カミさん・・MRIで何かあるとまずいので、家族同伴が求められるのではないかと心配顔。
12/6(火)・・昨晩はロキソニンのせいか仰向けの姿勢には恐る恐る持っていけた。そのためぐっすり寝られた。こういう状態なのでカミさんの鼾なんて子守歌に聞こえてくる。
さて昨晩22時に飲んだロキソニンはすでに14時間経っている。首の調子はよさそうである。​ひとつマラソンでもして来よう! 4kmほどジョグしたが、競歩走りながら問題はない。​
万人は言う・・あぁッ!! もう少し安静にしておいたほうがよいのではないか?コロナのあと動き過ぎたのではないか!寝違えた首の痛さは神経や細い筋肉の束が痛められたもので、それが無理をして広がってしまったのではないだろうか。安静が一番の薬である。
turbo717・・そんな悠長なことは言っておれないのだ。リハビリは早いうちから。徐々に筋肉を動かし始めることも重要ではいないか?
​・・やはり治っていなかった。ロキソニンが切れだすと首が痛み出す。何も良くなっていないのだ。​
12/7(水)・・MRIを受けるべく方々へ電話をした。勉強不足もいいところであった。大きな病院で紹介状を持たない初診者は7,500円の初診料が別途かかるがそれでもよいかと。また整形外科では、内科的診断は下せないのでMRI受信の紹介状は書けないと。内科的なMRIを欲っし大病院への紹介状を書いてもらいたかったらまず内科クリニックへ行けと。
​まぁ、ここはおとなしく整形外科の患者として見て貰おう。 駅近くの整形外科クリニックへ行く。財布には、診察券が次第に増えてきた!​
レントゲン画像を見て医者曰く・・首が曲がっている! 姿勢が悪いと。姿勢を良くすること。ロキソプロフェンナトリウム錠「クニヒロ」、レパミピヒド錠、貼り薬(ロキソプロフェンNaテープ)を処方してしおこう。
これで分かった。運動するのは完全に停止! 安静にしてまず痛みを取り除こう。薬もそのためにあるのだから。ロキソニンを飲みながら運動するという姿勢は改めるべきである。痛めた神経系の修復に最大限注力すべきであると。上記赤字が痛み止めをしながら走っていたことになるので罰則行為である。痛み止めをしつつ安静を図り徐々に痛み止めを減らし或いは無くしていき、その先に通常のrunningがあるというように持って行くべきであろう。
■原因は
コロナ後遺症? 
厚労省では罹患後症状として、疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、息切れ、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下があがっている。もうあらゆる疾患だ。後期高齢老人はコロナでなくてもほぼすべてに該当するため判断が難しい。肩の凝り、寝違えたような首の痛みはなんだったのだろうか? または5回のワクチンのせい?
■肩こりは心筋梗塞の前兆かもしれないのでMRIを取ったらという人がいた。では心筋梗塞の6つの要因とは
・・1.メタボリックシンドローム 脂っこいものが好きな人、健康診断で糖尿病・高血圧症・高脂血症などの傾向がある人。
・・2.喫煙 タバコは肺にたくさんある血管から有害物質を取り込む。血管壁に傷を付けていくので、動脈硬化の原因となる。
・・3.飲酒 飲酒により血圧が高くなることや、アルコールの代謝物であるアルデヒドが、血管壁にダメージを与える。心筋梗塞の発作も、飲酒のあとに起きることが多い。
・・4.ストレス
人間の身体は精神に影響を受けやすく、強いストレス下にあると、さまざまな病気が起きる可能性がある。とくに循環器系(血管に関わるもの)には、ストレスによる血圧変化や代謝物などの影響が強く出る。
・・5.家族に心筋梗塞や狭心症がいる
心筋梗塞は、体質的な遺伝というよりも、その家族の生活習慣や食嗜好が要因となる。そのため、家族に複数の心筋梗塞や狭心症の人がいるということは、その要因となるような生活習慣を家族全員がしているということになる。
・・6.加齢、
​徒然の記その3 竹内洋岳著「下山の哲学」 2022.12.1(木)​
■8,000m峰登頂後の世界を描く本。8,000メートル峰(Eight-thousander)とは、地球上にある標高8,000メートル (26,247フィート)を超える14の山の総称である。それらの山は全てアジアのヒマラヤ山脈、およびカラコルム山脈にある。これを制覇した人のことを14サミッター(14Samitter)という。日本人で唯一全14峰の登頂を果たした竹内洋岳(ひろたか 1971.1.18-)が書いた本「下山の哲学」(2020.10 太郎次郎社エディタス刊)を読んだ。登頂に至る過程を描いた本が多い中、この本はあえて「頂上は通過点に過ぎない、そこから下ってきて完結するのが登山なのだ」として下山に焦点をあて、いかに生きて帰えることが大切かを力説する。帰れなければ登らないという強い意志のもと何回か登頂を断念する場面や、下山の難しさを余すことなく書き綴る。とくに無酸素登頂の時は、高度順応の適応力の高さが必要で、BC(ベースキャンプ)から頂上までの行程の位置取りと同じように、下山するときのビバークのポイントを見定める。時間との勝負になるためサミットデイ(登頂日)後半のアクションが詳細に書かれている。
14峰を高さ順に示すとエヴェレスト((現地語でチョモランマ) Everest 8,848m)、K2(8,611m)、カンチェンジュガ(Kangchenjunga 8,586m)、ローツェ(Lhotse 8,516m)、マカルー(Makalu 8,463m)、チョ・オユー(Cho Oyu 8,201m)、ダウラギリ(Dahulagiri 8,167m)、マナスル(Manaslu 8,163m)、ナンガ・パルバット(Nanga Parbat 8,126m)、アンナプルナ(Annapurna 8,091m )、ガッシャブルムⅠ(GasherbrumⅠ8,068m)、ブロード・ピーク(Broad Peak 8,051m)、ガッシャブルムⅡ(GasherbrumⅡ8,035m)、シシャバンマ(Xixabangma 8,027m)。
​大山塊は大きく2つに分かれる。その一つ、西側にあるのが、中国・インド・パキスタン国境にあるカラコルム山脈で5座。K2(8,611m)、ナンガ・パルバット(Nanga Parbat 8,126m)、ガッシャブルムⅠ(8,068m)、ブロード・ピーク(8,051m)、ガッシャブルムⅡ(8,035m)である。​
エヴェレストを含む他の9座は、東側、ネパール・中国国境に横たわるヒマラヤ山脈にある。
14サミッターのデータベースでは、2021年まで44名。その他に論争中(頂上到達の写真がないなど)が5名。44名の内、国別で上位なのが韓国7人。イタリア7人、スペイン6人、ネパール5人、カザフスタン3人、ポーランド3人などとなっており、日本人は今の所竹内洋岳さん1人。だが、渡邊直子(1981-)さんは現在41歳ながら、2021に13峰を登頂しているので、近々14サミッターになるはず。残る山は一番低いシシャバンマ(Xixabangma 8,027m)だけである。
竹内洋岳さんのHPには14峰のデータが詳しい。
https://honeycom.co.jp/hirotaka-takeuchi/eight-thousander-data
ほぼ垂直1000mといった大絶壁の世界で、風速50m、悪天候で50日も待機する壮烈な登山は単独行が多い。途中までは共に14サミッターを目指した登山仲間と過ごしているが、かれらが目標を達成していくと竹内1人となってしまい、共に登れる助っ人を募集したりしている。極限状態で行動を共にするわけだから体力・高度順応・登山技術に秀でたものでないと務まらない。プロ中のプロ集団を見ている感じで清々しいのだ。上でも書いた渡邊直子さんは看護師をしながら14サミッターになろうとしている。生きざまを垣間見たいくらいだ。
​徒然の記その4 芥川賞受賞作「おいしいごはんが食べられますように」 2022.12.8(木)​
■第167回芥川賞受賞作「おいしいごはんが食べられますように」(著:高瀬隼子)を文藝春秋の9月号で読んだ。遅ればせながらこの本を読むきっかけは、上記14サミッターの本と共にあるご婦人が小生に下さったからである。常に本には飢えているが、カミさんのお古(彼女は新品の本しか読まない・・贅沢なのである)か、図書館から借りる本ばかりであるのでこうして戴ける本があれば飛びつくのである。
さてこの本、今どきの会社生活がうかがえて面白かった。全国に13社も支社があるという食品や飲料のラベルパッケージの製作会社が舞台。入社7年目ながら6年は東北支社に居て異動してきたばかりの独身男性二谷(にたに)、入社6年目であるが虚弱体質で残業をしない分ケーキを作ってきて皆に配っている実家暮しの芦川という女性社員、入社5年目の元チアリーダーの体育会系 で、早退した芦川の分までも残業でこなす女性社員押川といった3人が中心の物語。雑誌で言うとp286-p358という僅か74ページの分量しかない。これが「芥川賞?」と訝るのであるが、選考委員のひとり平野啓一郎氏が押したとならば、何かが違うのであろう。社内異動もなく容認されている風の芦川に、二谷と押川が共同して、作られてきたお菓子を捨てたり、それをわざわざ芦川の机の上に戻したりするいじわるを働くのである。ところが二谷と芦川はすでに出来上がっており結婚まで進むというところで話が終わる。いったい何が言いたかったのかという小説であったが、現代の会社では日常茶飯事なのだろうかと逆にカルチャーショックで新鮮であった。芦川が作るケーキやお菓子は、桃タルト、クッキー、レモン風味マドレーヌ、トリュフ、りんごマフィン、ヨーグルトのチーズケーキ、マカロン・・・と何でもあれ。相当の実力者であるが仕事はできない。一方、コンビニのおにぎりやカップ麺だけで1日を過ごす二谷というあまりにも食に無頓着な男が、今後どんな結婚生活を送るのであろうかと心配になってくる。続編が読みたいところである。短い小説ではあるが、2回目に読むとすこし味がでてくる。何回か読んでいるうちにさらに面白くなってくるような本である。
​徒然の記その5 Covid-19世界・日本の状況2022.12.10(土)​
■新規感染者数と死者数の推移。(世界)
拡大図赤・・新規感染者、黒・・・死者


■ワクチン接種
情報源:
・NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/
・日経:https://vdata.nikkeicom/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/#cumulativeVaccinationsWorldwide
・朝日朝刊
・ジョン・ホプキンズ大学デ-タ:https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/dashboards/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
日本でのオミクロン株対応のワクチンは12/9現在3千万人を突破。1回~5回の合計では1日平均102万回である。そのうちの76%がオミクロン対応ワクチンである。

■日本
グラフ1:日本の新規感染者数、死者の推移:
100万人当たり20.8万人。累積値ながらほぼ5人に1人、205ヵ国地域で62位(先週63位)である。死者は414人で119位(先週120位)。共に順位は悪くなっている。
日本の新規感染者の推移
第8波がpeakを迎えたような形状は、第7波のpeak時と似ている。
死者数の推移


 
グラフ2:日本のデ-タ(新規感染者の推移)
人口比10万人1w平均で北海道809 (先週1,012)(先週比0.8)、岐阜803(773 )(1.04)、石川707 (694)(1.02)と先週より鈍化。北海道が3週連続で1を切った。全国平均で630(607)(1.04)。
東京都のデ-タ・・高い値が続く。
死者も12/1(木)に21名を記録する。


■世界分析グラフ・・(ジョン・ホプキンズ大学デ-タ2022.12/9(金)20:222のデ-タに基づく)
地域ごとのデータ

■世界の感染者は
2022/12/9には累積の感染者数は6億4800万人を突破した。先週の平均比は先週比1.08倍。モーリタリア、パラグアイ、カンボジア、韓国、ニュージランドが増加。
累積の死亡者数は12/9に665万人を超えた。新規死者数は先週の1.08倍と漸増
地域毎の死亡率(死亡者/感染者累計)は全世界1%。南米2.1%、bottomがオセアニアの0.2である。アジアは0.7%。
グラフ3世界の感染者数
直近の2w,1wの比率で1以上の国・地域(1週間の新規感染者数が前週のそれより増えている国・地域)は77/205で先週比-3。アフリカ55ヵ国のうち12ヵ国(先週比-1)、南米では11ヵ国のち8ヵ国(-1)、中米では23ヵ国のち6ヵ国(-3)が「1」以上であるり全体的に微増。
現状で1日新規感染者数(1w平均) 1位 日本11.3万人(先週比1.02)、仏6.0(1.1)、韓国5.8(1.1)、中国4.2(0.9)、伊3.2(0.99)。日仏韓が1を上回る傾向。中国は減少。
 
・欧州の新規感染者100万人規模での比較。2022.6.1からのグラフ。

・アジアの新規感染者


韓国、日本、台湾が100人単位でみたとき近傍の値を示す傾向。
グラフ4地域別感染者数推移と死者数の推移(地域別人口100万人グラフ)


感染者累計でTop2はヨ-ロッパ、オセアニア。
死者累計でTop3は南米、北米、ヨ-ロッパである。
 
ロシアNISの諸国はロシアの他に、ウクライナ、モルドバ、アルメニア、カザフスタン、アゼルバイジャン、キルギス、ジョ-ジア、ベラル-シ、ウズベキスタン、タジギスタン、トルクメスタン
が含まれる。チェチェン共和国はデ-タとして入っていない。
オセアニアの諸国は、オ-ストラリア、ニュ-ジランド、パプアニュ-ギニア、フィジ-、クック諸島、ミクロネシア、キリバス、マ-シャル諸島、ナウル、ニウエ、パラオ、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツが含まれる。
(編集後記)・・毎週土曜日午後に発行している絵日記blogです。
その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。トップペ-ジからヨ-ロッパ6700kmの記録、巡礼デ-タベ-ス、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
http://turbo717.ciao.jp





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バラ:ミスター・リンカーン


ミスター・リンカーン・・ほころび


チューリップ


桜-上大島キャンプ場


バラ-アンジェロゼ


青いバラ


Peace


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紅どうだん


ザマッカートニーローズ


栄光


ディスコダンサー


ベンジャミン ブリテンー


ラバグルート


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ラ マルセイエーズ


マチルデグッケス グリュンヘルツ


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満願成就の湯


ほったらかし温泉


猿ヶ京温泉(1)


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冬のほったらかし温泉


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トンボ玉


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マトリョーシカ


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愛地球博_Expo2005


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ギニア共和国


オランダ館


サツキとメイの家


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麻布十番町


浅草寺


雷門


音楽


夏の第九


ハンドベル コンサート


新しい第九


ミシュクのピアノ


コントラバス物語


府中の森芸術劇場


Mozart250回目誕生日


ショパン国際ピアノコンクール


Violaとすみれ


「熱狂の日」音楽祭2006


紅葉の景色


香嵐渓_飯森山


香嵐渓_香積寺(こうじゃくじ)


ワシントン-アーリントン墓地


明治神宮外苑の銀杏並木


神宮外苑の銀杏並木(その2)


外苑の銀杏並木(その3)


イチョウの葉


御嶽山、恵那山


御嶽山夕暮れ_


御嶽山遠望(冬)


馬籠から恵那山(早春)


松田からの恵那山(早春)


茶畑からの恵那山(5月)


国道361号線からの御嶽山(6月)


早秋の恵那山(9月初旬)


冬の御嶽山



鎮魂


中秋の名月


月光_鎮魂_阪神大震災


バンコク・アユタヤ


チャオプラヤー川の朝


ワット・プラケオ(エメラルド宮殿)


バンコク・タイシルクのお店と界隈


ムアンボーラン_1(水上市場)


ムアンボーラン_2(悟りの寺院)


ムアンボーラン_3(ドゥシット宮殿)


ジム・トンプソンの家


サン・サプ運河


大理石寺院


ワット・ヤイ・チャイモンコン


アユタヤ_ワット・プラ・マハタート


アユタヤ_ワット・プラ・シー・サンペット


タイの犬


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チャオプラヤー川(夕方)


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