まちの透明感
荒川静香さん、金メダル!!!万歳ーーー!待ちに待った終盤での金メダル。いい笑顔をみることができ、とってもいい朝を迎えることができました。さて、少し前の清々しい晴天の日、仕事で銀座を通りました。銀座は月1で訪れるぐらいなのですが、以前から気になっていたテーマのひとつ、「建築の透明性」の流行を改めて1つ1つ丁寧に見てきました。建物のファサード(正面)は、商業施設にとっては、大切な顔。銀座という土地柄、以前は天然石やタイル貼りで重厚に仕上げられた「顔」が多かったのですが、ここ数年はガラスを大胆に使った「透明なファサード」がだんだんと増えてきています。試しに、そういう目で銀座を歩くとすぐに気づくはずです。技術的にガラス素材やガラス建築の施工方法、空調システムが向上してきたことが、大きな背景としてあるわけですが、いまの時代感というべきか、そんなイメージの演出の一大手法となっているように感じられます。この流行は銀座だけではないはずです。表参道はしばらく行ってませんが、たぶん似た傾向にあるはずです。(東京23区在住なんだし、こういうこと語るのだから、表参道ヒルズぐらい見に行けって感じ)私の印象としては、これら「透明な建築」は一言で言うと「今っぽい」です。きれいで清潔でキラキラしていて、内部が見える安心感、品のある高級感。そういったものが、記号のように、発信されている感じです。この現象は、商業施設のみならず、大型建築物も同様。「透明」が求められる時代なんでしょうか?p.s荒川静香さんの笑顔も、透明感があり、ステキでした!関係ないけれど・・・ボトルがキレイです!