大人の運動会
先週の芦ノ湖に続き、今回は荒川土手(東京都北区)で行われた「駅伝カーニバル」という大会に出場してきました。またまた雨の予報でしたが、スタート前には上がり、気持ちよく走ることが出来ました。この大会は、1区10キロ、2区5キロ、3区3キロ、4区5キロの合計21キロで約950チームが襷をつなぐリレーです。距離も短いから初心者でも楽しめることができ、チームごとに仲間意識が芽生えるので、テンションが上がるのがいいところ。でも・・・ひとつだけ最悪なことが!基本は舗装された土手のサイクリングロードを走るわけですが、襷を次の走者へ渡す中継地点の地面が土なんです。雨上がりのため、土はぐちゃぐちゃ。大きな水たまりもあり、走者全員泥まみれ状態でした。知らない人がみたら、田んぼで行う泥んこレースと間違われるほど、男女問わず泥だらけでした。まぁ、それでもみんな楽しげだったのが見ていて良かったです。中継地点で襷を渡す時やゴール前のラストダッシュをする時、いい大人が、みんなイイ顔しているんです。泥んこになりすぎて笑っている走者、必死な形相で駆け込んでくる走者、息があがってしまってふらふらの走者・・・。みんな一所懸命で、今の瞬間を楽しんでいる様子は、子供が障害物競走をしている無邪気で必死な顔と同じ。まるで「大人の運動会」。フルマラソンやトライアスロンでは見られない顔なんです。ずいぶん大人になってしまったけれど、いい大人が童心に帰れる、それが市民の駅伝大会なのかもしれません。ちなみに私は、4月のウルトラマラソン出場後、短い距離用の練習はあまり出来ず、ジムでインターバル練習を少しやっただけ。チームは初めて一緒に走るメンバーだったので、予想タイムは立てずに楽しく走る感じでした。自分の5キロのベストタイムとほぼ同じタイムで走ることができ、とりあえず、ほっと安心できました。