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カテゴリ

2004.11.07
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カテゴリ:漫画
一平少年は、自動車修理店鈴木オートを営む夫婦の間に生まれた一人息子である。わんぱく坊主で学科の成績はすこぶる振るわないが、無類の遊び好きで遊び上手、気のおけぬ友達にも恵まれて、快活な毎日を送っている。

近所に私立小学校に通う一人の少年がいて、時々一平たちが遊ぶのを遠くからうらやましそうに眺めている。ある日、一平は、カンけりに興ずる自分たちをじっと見つめる少年に気づいて、仲間に入れてやる。

私立の学校に通う少年に興味を持った一平は、カンけりも忘れて話すうち、その少年が教育ママの母親に強制的に私立に入れられたことなど、現状に愚痴をこぼすのを聞いて共感を持つ。

この頃、一平の学校では、「馬乗り」遊びを禁止し、冒険的遊びことごとくを封じられつつあることに不満の一平は、奇策を思いつき、同じ遊びに「空母着艦ゲーム」と命名して、皆と遊び続ける。件の子も一緒だが、この少年、着地を誤って転倒し、ケガをする。

少年の母親が鈴木オートに怒鳴り込み、一平もしかられて、少年とは遊べなくなる。
ある日、一平たちが寒いから暖を取ろうと、皆で「おしくらまんじゅう」をやっていると、あの少年が制服姿で遠くに姿を現わして、こちらをちらと見る。

ほかの仲間は、あいつのせいで俺たちがしかられた、もうかかわるなと口々に冷たく言い放つが、一平はここで子供なりの信念を語る。
「あいつが悪いんじゃない。大人の都合で友達を選んだり絶交したりするのは主義に反する」と言ってから、遠くの少年に大きな声で呼びかける。

「おーい、また遊びたくなったらいつでも来いよなーっ!!」。思わずその少年はホロリと涙をこぼし、一平の心根に感じて「ありがとう、一平君!!」と大声で応えて手を振る。

この一見他愛ない短編漫画の中で、主人公一平が見せる心意気こそ、おおげさに言うと男同士の情であり、武士の、意気に感ずる心にも通ずる、潔くさわやかな他人への思いやりである。
たかが漫画と言うが、このちょっぴり心憎い一平少年の男らしさを描いて見せる「三丁目の夕日」の世界は、活字だらけのあまたの小説のどれに求めれば見つかるのか、時々疑問なのである。

引用文献: 西岸良平(さいがん・りょうへい)氏著「三丁目の夕日・夕焼けの詩(うた)」(小学館)第31巻p81「おしくらまんじゅう」



私の愛好歌 「まりと殿様」全五番まで(著作権に支障ある時は削除など処置致します)

1.♪てんてんてんまり、てんてまり、てんてんてまりの手がそれて、どこからどこまで飛んでった、垣根を越えて屋根越えて、表の通りへ飛んでった飛んでった

2. 表の行列なんじゃいな 紀州(きしゅう)の殿様(とのさま)お国入り 金紋(きんもん)先箱(さきばこ)供(とも)ぞろい おかごのそばにはひげやっこ 毛やりをふりふり やっこらさのやっこらさ

3. おかごはゆきます東海道 東海道は松並木 泊まり泊まりで日がくれて 一年たってももどりゃせぬ 三年たっても もどりゃせぬもどりゃせぬ  

4. てんてんてまりはてんころり はずんでおかごの屋根のうえ もしもし紀州のおとのさま あなたのお国のみかん山 わたしに見させて くださいなくださいな  

5. てんてんてまりは殿様に だかれてはるばる旅をして 紀州はよい国日の光 山のみかんになったげな 赤いみかんに なったげななったげな

この童謡も、多臓器不全で死んだ三つ上の兄が、時々思い出しては「多分、女の子がついていたんだろう。その手まりがやがて紀州のみかんに姿を変えて、木に実るんだぞ。こんなおおらかで夢のある歌が、昔はあったんだ」と、解説しながら歌って聞かせてくれました。

亡き兄の笑顔と共に、懐かしく思い出す歌です。資料がないので、記憶だけを頼りに書きました。
最近、この歌の流れるのをテレビなどで見たことがありません。

追伸 : お兄ちゃん、言われた通り、死なせたよ。今後、この日記、生きているのかいないのか、わからないようにして、ぐっと哀しい雰囲気作っちゃうからね。じゃ寒さに向かう折から、くれぐれも体に気をつけて下さい。





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最終更新日  2023.05.15 19:39:53
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