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カテゴリ:戦記
2003.05.20
「新世紀歓談」より、おしんのウソ [ カテゴリー未分類 ] 予定通りNHKドラマ「おしん」で、偏向はなはだしいと映った話を、テレビ対談番組「渡部昇一の新世紀歓談」から、まとめながら抜いてみる。 以下、ゲストの中村粲(あきら)氏を迎えての対談である。 渡部「特に公共放送の偏向がはなはだしいことで、中村さんは毎号「正論」という雑誌でNHKウォッチングに書いていらっしゃいますが、面白い話はありますか?」 中村「まあ、いろいろありますねえ。NHKスペシャルとか、ドラマがひどいですね。ニュースもそうですね」 渡部「僕はドラマでは、前から気がついていたことがありました。それは、ドラマで戦前の情景が出てくると、善玉は確実に左翼なんですよ。そして悪人は全部軍人なんですよ。ま、左翼にも立派な人がいたでしょうけども、あの人たちが主張したことをそのまま日本がやっておれば、スターリンのソ連か、金日成の北朝鮮か、毛沢東の中国になるはずですよ。戦前の左翼、共産党そのシンパ(註:その一味)の通りにしたら、日本はとてつもなく不幸な国になっていたはずですよ。 立派なドラマ「おしん」ですらも、いい人は左翼、悪い人は軍人になっちゃうんですね(笑)」 中村「今先生がいみじくもおっしゃったおしんがそうですね。あの中で旅順かなんかを脱走した兵隊が射殺されるという場面が出てくる」 渡部「あれ、山形県の山奥に逃げるんです」 中村「あ、そうですか」 渡部「ええ。そして山の中でおしんに字なんか教えるんです。で、僕がおかしいと思ったのはですね、日露戦争というのは、まる一年あったかないかの戦争でしょ」 中村「ええ」 渡部「あの当時、満州ですね、戦場から逃げて、海を渡ってですよ、逃げて山形県の山奥にどうして行けるのかね。こりゃ、天狗さまじゃなかろうかと・・・(大笑い)」 中村「第一ね。脱走兵を軍が射殺することはなかったんですね、日本では。つまり、軍を脱走しても、処刑されるのは、将校が敵前逃亡した場合ですな、規則で。将校が平時に脱走しても、官位剥奪か、重営倉ぐらいですな。 まして、一兵卒だったら、そんなこと決してありえない」 以上。万一疑問を持たれたら、きちんと調べられるがよい。 最終更新日 2003.05.20 23:05:10 編集後記 / かつて大映がシリーズで作った勝新太郎氏の「兵隊やくざ」も、大ウソだらけである。 特に、陸軍にいた父などにはちゃんちゃらおかしいらしく、私はストレス解消には良いかと、一作品だけ録画したが、本物の陸軍士官だった父のひとことに意気そそうして、全く見ていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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