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カテゴリ:雑記・会話
「一休み会話」
夕子「さすがに疲れが出たのね。しばらく更新休んだら ? 」 村松「お言葉に甘えようかとも思っている。それにしても寒暖の変化が著しいね。寝る時ね、明け方冷え込むこの頃だからとは思うんだけど、まだ真冬ではないから、敷き毛布や足だけ暖める電気毛布なども一揃え用意はしたけど、一つも使ってない。エアコンもつけないで、済ませる時もあるんだ。それで明け方確かに冷え込むけど、何んと寝汗かくことも多いから、インフルの予防接種やめて以来、やや不安なんだけどね」 夕子「今回は休息ブログだから短くしてみたら ? 」 村松「夕子の経験談の続きも途中だし、突然数式テーマも入れたけど、どれも下書きだしね、提案に従うか」 夕子「ところでまた繰返しが絡むけど・・、あたしの五月の容態について、結果として、今のようになれたけど、身体は安定しているのかどうか、疑問なの。あなたは多分、ストレートな話を避けてくれてるんだと思うけど、考えていることを話してもいいのよ」 村松「生還してから半年以上過ぎたといっても、俺から言いたいこと言うのは、さすがに気がとがめるよ」 夕子「じゃあ、あたしから話してみるね。あの時のいろいろな検査とは言っても、人間ドック並みの詳しい項目を調べたわけではないから、絞られた内容は、心電図を中心に、正常呼吸の確認その他なの。CTスキャンで、胸・腎臓なんかはわかったけど、すべてを検査したわけではないから、例えば十年以上前の子宮ポリープの手術に関係した検査は、あたしが定期的にやっていた検査があるから、五月の時はやってないの。2013年ごろの体調不良の時は、いろいろ検査したけど、今でも省いた臓器のどこかに・・・なんて考えると、やっぱり不安なのよ」 村松「勤務などを通じて、いろいろ苦労したしね。本来男がやるべき仕事もすべてこなして来ただろ。可能ならば、どれか一つは、家事仕事から外すか、手抜きするか、思い切って身体をいとうほうがいいと思うけどね」 夕子「実はね、今また、思い切って早めにやめたらどうかと思ってることがあるの。家事ではなくて、ズバリ今の勤務。驚いたでしょ ? 」 村松「弾みがついたと言っては悪いかも知れないけど、会社勤めをやめれば、だいぶ身体が楽になるとは思うよ。ここまで実績を築いた仕事をやめるのは惜しいという考えは、特に働いてる他人の目にはそう思えるかも知れないし、口に出すのは簡単だけど、決心してしまえば、たいした未練には・・・、いや、言い過ぎかな。気に障ったらごめん」 夕子「ううん、気にしないで。厚生年金の老齢年金も、今後は年々減額されるっていうでしょ。満期の40年を待ってたら、60歳になるでしょ。その頃までに身体がいつどうなるか、わからないし、国民年金部分を考えると、25年の保険料支払いはクリアーしてるから、それに合わせて、厚生年金も繰り上げ考えて、なんてこと計画立てることもあるの。あと、退職金を年金で受けることを加えると、まずまず生計は成り立つかなあって思って・・」 村松「概算でも成り立つのは明らかだね。俺の場合はわずかな国民年金だけだけど、満期まで待つ場合との、受給総額の逆転は、約76歳って教わって決めた。ホントにいつまで生きていられるか、わからないから。年金の額そのものも、満期を待って受給する場合の金額にもたいした差がないってわかったしね」 夕子「あなたの塾だって、全盛期より減ったとしても、経営が成り立つうちは惜しいって思ったでしょ。でも、現に閉鎖となったら、数学の知識への未練は、お互いの数学への興味範囲以外は消えたって聞いたし」 村松「そうか、その考えがあったのか」 夕子「平均寿命が延びてるって言っても個人差はあるでしょ。あなたの繰り上げ受給も参考になったのよ。長くてもあと数年、それも一年ごとの体調を見ながら、どうかなあって」 村松「もちろん、俺が口出しするのは慎むべきところがあるけど、今の夕子の考えは、必ずしも否定すべき根拠はないし、体調と相談しながらって考えは認められると思うよ」 夕子「あなたならどうする ? 自分のことと割り切って、答えてくれる ? 」 村松「男と女の違いがあるし、俺には大病の経験がないから、ホント、答えに困るなぁ」 夕子「あなたの50代前後は頸椎ヘルニアさえなければ、絶好調の時期にあったわね」 村松「でもね、仕事の定義を考えると、生計を立てるに足る収入を得ることが前提でね、俺が塾という仕事をやめざるを得なかったのは、2000年、平成12年ごろだよ。およそ47 、8歳で、アルバイト的仕事を計算からはずせば、ずいぶん若過ぎる年齢で仕事をやめたことになる。現実の壁につぶされたとは言っても、情けなかった」 夕子「ごめん、イヤなこと思い出させて。でも、塾の収入を補うために、アルバイトをやってたでしょ。もし今でもその状態なら、立派に生活費の補いや支えになってたわよ」 村松「その考えに近いとすると、夕子は厚生年金だから、一階部分と呼ばれる国民年金に二階部分の厚生年金が上乗せされるから、減額傾向とは言っても、さらに退職金を加えたら、早めの退職でも生活はかなり余裕が出ると思うよ。それに、会社への貢献度も凄くて、それが退職金に反映するかといったら、あの時既に賞与プラス昇進・昇給しているから、事実上、退職金アップと考えられるだろ ? 」 夕子「確かにその実績はあるけど、本来ならそれを土台に、これからさらに勤務に励むべきかなあって思うと、何んか気がとがめる感じもなくもないのよ」 村松「それはわかる。でもね、地方の一支社のお前の開発した方法が、本社はもとより、全支社がそれを採用したのは大きな実績だよ。 だから、上司が常にお前を気づかってくれることにもつながったって思うけどね」 夕子「半日勤務を続けるのは、虫のいいことじゃないのかしら」 村松「それはないと思うよ。何しろ夕子は、今や顧問のポストだからね。定刻出勤が厳守すべき規則なら、もしかすると逆に療養を続けるようにという理由で、退職をほのめかす方向に向けつつあったかも知れないよ。それが気配もない事実をみると、お前は厚遇されてると思うけど」 夕子「ただね、辞令というのは、突然くだるということもないとは言えないの。もしそんなことが起きるとするなら、潔く今のうちにって考えることもあるのよ」 村松「話の方向を変えて悪いかも知れないけど、お前は家庭を首尾よく営むことが出来たら、本当は主婦に専念したいって、よく言ってたよな」 夕子「よく覚えていたのね。きっかけは、あなたのお母さんがきちんと主婦を通したことが大きいけど」 村松「常に忘れずにいたよ。それも条件つきでね。つまり共稼ぎという欲を捨てて、ある時期に家事に専念したいって。イザという時は、お前はスーパーのパートでもいいって言ったしね。お前は手際がいいから、レジ打ちも出来たし、何んでもこなせたと思う。ただね、今一番心配なのは、お前の身体のことだよ。冬期に元気に来てくれるうちは、つい食事のことなんか甘えてしまうけど、身体の中のことは、わからないからね。それと、半日勤務の前途を心配するのが、かえってストレスになるのは、これは良くないからね」 夕子「ええ、その通りね。全く人生って何んのためにあるのか、つくづくマイナスの方向へ考えてしまうわ。生まれつきの性質でしょうけど。ごめんね、暗い話にしてしまって」 村松「ナニ、俺自身が暗い性質だから、気にしてないよ。でさ、あくまで物理的考えで言うと、ただちに夕子が退職しても、生活費は心配どころか、余裕が出来るってこと。ただね、今の勤務形態とは言っても、会社の顧問のポストで、現に社員に講義をする勤務が増えただろ。まだまだ必要とされる地位にいる証拠だ。それはそれとして、開き直れと言うのは無責任かも知れないけど、お前だって、60歳まで6年ほどだよ。今の俺にとっての6年に比べると、多分短く、あっという間だと感じると思うよ。それから、職種が全く異なるけど、親父の頃は50くらいで定年だったよ。今の夕子と同じくらいの年齢。余談だけど、親父は陸上自衛隊の普通科、昔の歩兵で通したんだ」 夕子「あ、そうかあ ! お父さんの定年ってそんなに若かったんだ。でも、敗戦でGHQ命令のせいで、公職追放されて、苦労もしたんでしょ ? 」 村松「俺が親父にかなわないと思ったのは、親父に備わっていた勤労意欲。もちろん、身体がすこぶる健康ってことも味方しただろうけどね。俺が生まれる前は、焼津(やいず)の漁港近くの借家へ入って、漁港に勤めて、荒くれ者どもと、取っ組み合いのケンカも少なからずやった経験もあって、ともかく身体だけは人一倍丈夫だった。それに、ほめられた話じゃないけど、終戦まもない頃、祭りの夜にずいぶん酔っぱらって、警官に呼び止められたことがあって、その時酔った勢いかなんか、その警官を殴って、その場で逮捕されて、一晩留置場に入れられたことがあった。あれでも、旧陸軍戸山学校で、銃剣道だか剣道だか、初段取得の実力があったからね」 夕子「ふうん。お母さん、そういう自慢話みたいなの、全く話さなかったけど、お母さんの謙虚さの表われかしらね」 村松「お袋は親父をただ一点、家庭人として評価していたからね、そこは妻として厳しかったのかも知れない。何しろ親父のあの性格に、さんざん悩まされたしね」 夕子「そうかぁ。いろいろ話してみるものね。体調管理で大変な時に、話に付き合わせて、ごめんね。でも、話が出来て良かった。またいろいろ、あなたのアドバイスも参考にしながら、無理のないように考えてみる。ありがとう」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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