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カテゴリ:音楽
☆いきものがかりってスゴい、関連会話☆
夕子「ようやくわかったとは・・・。わたしもよく耐えたなあって、自分をほめたくなるわ」 村松「一言(いちごん)もない」 夕子「なぜ食わず嫌いなのよ ! 」 村松「反省しました」 夕子「よし。じゃね、当時を再現しなさい。忘れたとは言わせないよ」 村松「準備は ? 」 夕子「準備よろし。2010年ごろの会話へバックトゥーなんて」 村松「海底軍艦だなぁ。そっちへ変えたくなる。少将、お待ちしておりました。これが海底軍艦、轟天号です。ただいまから試運転を行ないます。藤中尉」 夕子「コラ。乗せるなよ。再現せよ ! 」 村松「ムウ帝国皇帝みたいだな。マンダのいけにえにせよ、なんちゃって」 夕子「誘導尋問式でこっちのペースに引き込んでやる」 村松「ほお、出来るかな」 夕子「『ゲゲゲの女房』遂に朝ドラね。怪奇もの好きのあなたには、まずまずの話題じゃない ? 」 村松「むむ、再現性見事なり。まあね、俺の世代はね、同じ水木しげるさんでもね、『墓場の鬼太郎』だったんだよ。なあにが、ゲゲゲだ。俺はね、ゲの字が三回続くと、気分が悪くなるんだよ」 夕子「ホントはお母さんの介護で大変な時だったよね」 村松「もう、切り替え出来たから、遠慮するなよ」 夕子「そう・・ ? それなら続きね。無視って割には『悪魔くん』お兄さんと一緒に夢中で、あ、ごめん、お兄さんのこと」 村松「だからいいって。兄貴との距離は縮まったよ。俺も70が近いから。死んでも意識があったら、夕子のところに出るよ」 夕子「やめてよぉ。薄情って言われても、これだけは本能で無理だから。一度死ぬとどんな親しい相手でも恐いものよ」 村松「俺は未練が残りそうだけど、これは仕方ないな。えーと続きね。悪魔くんは実写ものだから別格」 夕子「で、朝ドラの主題歌にウルウルしたのよね」 村松「・・・」 夕子「今の言葉嫌いなのよね、うふッ」 村松「お前、含み笑い、色っぽいなぁ。今夜、がんばって挑んでみるか」 夕子「お下劣オチ、健在ね。やれやれ。あっ。何話そうとしたのかな・・」 村松「お下劣に抵抗力なし」 夕子「ウソよ。いきものがかりの『ありがとう』の特徴、少し気取って音楽性かなぁ」 村松「うーむ。とにかく、スカパーの『エムオン ! (ch641)』でさ、録画したあとピンと来ないの削除してた時ね、声のハリとメロディーにオヤと思って、残したくらいだからね。ヒット曲って・・。ああ、お前何か理論がありそうだな」 夕子「ううん、そんなに大げさなものじゃないの。ただね、あたしなりの感想言うとね、この『ありがとう』はね、いきなりからサビになるの。それにね、歌い出しの『あ・り・が・と・う』はね、音階で『ド・レ・ミ・ファ・ソ』なの」 村松「え ! 」 夕子「あ、野ばら社の同じ歌集あったでしょ」 村松「え、載ってるの ! 」 ・・・・・ 村松「あ、ホントだ ! 野ばら社、健在なりだな。でも、新しいいい曲が載ってるんだ。ハハハ、目が節穴だ」 夕子「それとね、少し細かい、理屈っぽいこと言うけど、『ありがとうって』って歌うところの『て』のところ、あるでしょ」 村松「うん。楽譜見てる」 夕子「このところね、仮に『うっ』ってハネるところの『ソ』と同じ音階ってことも検討してみたの。ねえ、話、固くてつまんなくない ? 」 村松「とんでもない」 夕子「へーえ」 村松「何んだよ」 夕子「あなた、ドラム・レッスン良く今年じゅう続いたわね。ノロケではなくて、感心したの。それでね、私たち今までも音楽は強い興味持ち続けて来たけど、あなたの音楽への関心度が、何んだかドラム・レッスン続ける回数って言うか月日が増えるうちに、高まって来たとしか思えない」 村松「それ、ほめてるの ? 」 夕子「当り前よ。音楽はね、楽しむと同時に学ぶものでもあるの。レッスンは先生が優しいけど、テクニックは妥協しないんでしょ」 村松「そう。今年最後のレッスンは、また基本に戻るダメ出し。で、夕子続きは」 夕子「あら。そうなの・・。年末最後は少し手加減してくれるかと思った」 村松「とにかくソフトに指導しながら、テキトーなやり方は見抜いてるよ。それと耳も鋭い。夕子いいよ。俺今んとこ、当然だと思ってるから。別れのあいさつは『良いお年を』で終わったし。で、続きは ? 」 夕子「そう。あ、ちょっとこの部分二つのバージョンで歌ってみるね」 ・・・音域の高い彼女、「ドレミファソーラ」のパターンと「ドレミファソーソ」との、二つを歌い分けた。 夕子「どう」 村松「お前、いい声してるなぁ」 夕子「ありがと。でも、二つの比較は ? 」 村松「夕子の講義聞いたほうがいい。どう異なるの ? 」 夕子「ほんの一瞬『ラ』を入れるだけで、『つたえたくて』のメロディーにハリが出ると思うの」 村松「なるほど。『ソ』のままでもメロディーの破綻までは行かないよね、でも、ボーカルのこのキュートな娘(こ)の歌唱も生かされる・・のかな」 夕子「そうなの。でも話が合って良かった。こういう話って、興味ない人には伝わらないもの。その通りでね、吉岡さんの声質がこの一瞬に生きてキラッと輝くの。それからサビのとどめは、さらに高音域になる『あなたを見つめるけどー』のところ」 話は尽きず、ブログ会話とりあえず了。ちょっと短過ぎるか。もう少し。何しろ会話ブログは、録音機などという機械ものに頼らずに交わされた話を、あとで文章で再現するから、我ながら一苦労である。 それに相棒は目下、十年余りのちに訪れる定年までのあいだに、ラスト・スパートをかけねばならず、私もこのごろは己れの生活がある形に定着しつつあるので、相棒に甘えずに済むいい機会である。 相棒はと、改めて称える如きを書くが、結婚まもなく離婚、一粒種の息子を育てて、最近ようやく経済的に手が離れたというのは表向きで、老婆心はとかく子供にはけむたいものだが、これも親なればこそ。しかし50代で家一軒建てたのは見事だ。 で、私との行き来はこのところパッタリ途絶えたまま。・・ということにしておく。実際、相棒には仕事があるので、以前ほどひんぱんな訪問は互いにない。 さて会話を思い出したので再現。 夕子「もう一つこれはこじつけだけどね、童謡の『赤い靴』ってあるでしょ。あの歌は短調の悲しい旋律だけど、いきものがかりの『ありがとう』の歌い出しの『♪ありがとう(ドレミファソー)』ってところをね、イ短調の音階に変えると、『♪赤い靴(ラシドレミー)』ってなるの。つまらなかったか」 村松「なるほど。感謝や歓喜の気持ちと悲しみの気持ちとは裏表、紙一重ってとこか。お前、良く研究してるね」 夕子「もともと好きだからね、音楽は」 村松「だけどさ、『ありがとう』をさ、ラシドレミで歌ったら・・」 夕子「やだあ、恐いわね」 村松「赤い靴の節で歌うとさ、ありがとうって伝えたくて(ラシドレミー、ミミファレミー)だからね、恐いね。亡霊が化けて出て来そうだよ。ありがとうって伝えたくて、うらめしやー」 夕子「朝ドラ、それで歌ったら、恐いムードになってしまったね・・」 村松「うーむ、わからない。何んかバカっぽい話になったかな」 夕子「・・・ ? 」 村松「・・・・・」 夕子「オチはないの ? 」 村松「そんなに言うなら、では。♪ありがとうって伝えたくて、うらめしやー、伊右衛門殿―」 夕子「それ、恐い」 村松「恐いね。謝ろうか」 夕子「んもお、あたし、ここに一人なのよ」 村松「俺だって家(うち)帰りゃ、同じ」 夕子「あたしは恐がりなの ! 」 村松「お前、さきおととし一度死んだじゃんか。それでも ? 」 夕子「もう生き返ったから恐いの ! 」 村松「うーむ、俺は思い出しても恐い」 夕子「あたしがケータイかけた時 ? 」 村松「おお、鳥肌が立った。おお恐い」 夕子「もお、あたし、いよいよとなったら、合鍵でそっと寝室に」 村松「おお、こわ。夕子が突然セミロングのヘアピースで入って来たら、よし、俺、しばらく枕元に模造刀置いとこ」 夕子「それでけさがけにじゃなくて、ズバッと突き刺すなんて、恐いわ」 村松「恐い話になったね。俺が恐怖のあまり、夕子を刺殺かぁ。おおこわ」 夕子「殺さないでね」 村松「お前が忍び込まなければね」 夕子「どうしても恐くてこっそり行ったら ? 」 村松「キャーって悲鳴上げて、それで夕子ってわかっておしまい」 夕子「ああ、安心した。でも万一ってことあるかもね」 村松「恐い話になったね」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.16 15:58:19
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