あけましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
昨年は暖冬に始まりいろんな野菜が前倒しでできていたなぁ、と振り返って思い出しました。
春はコロナでまさかの休校。学校再開しても子供たちはイベントや行事が次々なくなりいろいろ我慢の一年でした。
また春〜夏はパパがトラクター整備中の事故で足を怪我したりマムシに手を噛まれたり、台風直撃がなかったのは良かったですが怪我の続いた年だったなぁ。それをきっかけに私も草刈機やトラクターに挑戦しました。
短い夏休みは娘が学校で習ってきたSDGsをきっかけに谷口たかひささんの講演を聞いて環境問題に関心を持ってくれたのは嬉しかった。私たちも初心を忘れずにやっていこうと思い直しました。
また記録的な暑さが観測された年でもありました。
2019年から年の初めにオーストラリアで続いた山火事は2月の豪雨で沈静化したようですが、夏にカリフォルニアで発生した山火事は同じように高温と乾燥が原因で何ヶ月も続きました。
日本は台風の直撃はありませんでしたが、フィリピンやニカラグアなどでは巨大台風やハリケーンの甚大な被害を受けました。中国やバングラデシュ、ケニア、インド、インドネシア、また7月には日本でも九州地方を中心に豪雨や洪水の被害がありました。
秋から12月上旬までもずいぶん暖かくて、野菜の生産は過剰気味、コロナの影響もあり野菜の市場価格が暴落したり廃棄されたりといったニュースがありました。
一方コロナ禍で世界でも日本でもますます貧困や格差が広がっています。世界銀行によると2020年で世界の絶対的貧困者は1.5億人増、日本でも失業率が増加して子供など弱者に皺寄せがきています。
2021年はどんな一年になるんでしょうか。
個人的には問題を声高に訴えるより代替案を提案するようなことをしたいなと思っています。パンはフェアトレード商品やフードマイレージの低い地産地消の材料の使用率を上げたいなとか。
手作りすれば輸送エネルギーやプラ包装を使わなくて済むから手作りや自給レシピをシェアしたりとか。
農家としては気候変動がこれ以上進まず異常気象の影響が出来るだけないように望むばかりですが、プラなし野菜の提案や余剰野菜の寄付などもしていけたらと考えています。
今頃昨年を振り返り新年早々長々と書いてしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました😊
2021年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように✨