ブラックボックス
ブラックボックス 伊藤詩織
ジャーナリスト山口敬之に準強 姦被害を受けたとして、訴えを起こしているジャーナリスト伊藤詩織さん。仕事の相談で2人で会食中、急に意識を失った。状況からデートレイプドラッグを疑っている。
一度逮捕状が出たものの逮捕直前に取り消され、検察審査会でも不起訴となり、今は民事裁判で争っている。
事件当時のタクシー運転手の証言や、意識の無い詩織さんをホテルに連れ込む防犯カメラの映像、DNAなどの証拠から一度は逮捕状が出たものの、アメリカから帰国した山口敬之を逮捕するために、捜査員が空港で待機していたが、直前に中村格の判断で逮捕が取り消された。
中村格は管官房長官の元秘書で、事件当時は警視庁刑事部長。
山口敬之は元TBSワシントン支局長で、安倍総理大臣に最も近いともいわれるジャーナリストで《総理》と題した本でも知られる。
ジャーナリストの伊藤詩織さんは、何故逮捕が取り消されたのか真相を探るため、自身で中村格に取材を申し込んでいるが叶わず、直撃取材の際に猛スピードで逃げる中村格の姿がユーチューブで見ることができる。
山口敬之はHANADAという番組で反論しており、その様子はユーチューブで見る事が出来る。言い分としては、動けない伊藤詩織さんを放っておけないため止むを得ずホテルに連れ込んだ、デートレイプドラッグなんて初めて知った、相手の売名行為だ、当日はこちらも迷惑していたなどの趣旨を語っている。
伊藤詩織さん昨年、司法記者クラブや、外国特派員協会でも会見を開き、ついには自民党と公明党を除く超党派議員連盟が発足し、ここでも証言している。
ようやく国会でも取り上げる議員が出てきたが、希望の党の柚木議員の質問に対し、自民党が審議を止める場面も見られた。さらに中村格を国会に呼んでいるが、それも無視して特別国会を乗り切った。
伊藤詩織さんはレイプ被害にあった場合の適切な相談機関が無く、密室での行為を証明しなければならないハードルが高すぎる事で、法律の改正を求めている。そもそも日本社会では、男女2人で飲みに行くのが悪いとか、断れなかった君も悪い、ハニートラップだ、などの誹謗中傷の声も根強い。
政権に近ければ犯罪も見逃してもらえるとしたら大問題で、逆に歯向かった籠池夫妻は今も長期拘留、前川喜平さんは記者会見の直前、事件でも何でもない出会い系バー出入りを読売新聞が載せて人格攻撃。
腐ってるなぁ。