紙は木からできている。紙の消費は森の消滅。紙は大事に使おう!
紙は木からできている。わかってはいても、紙を消費することが木を消費していることにつながりません。ちょっと机を拭くのにティッシュを使ったり、ちょっとメモをとればすむことでも、A4のコピー用紙に印刷したり、といったことをついやってしまいます。それが積み重なって日本はアメリカに次ぐ第2の紙消費大国になっています。日本で使われているティッシュやコピー用紙の原料はタスマニアやスマトラの森からやってきています。タスマニアの森林伐採の90%は日本へ製紙原料として輸出されていました。最近ではスマトラ島の森林伐採も問題になっています。日本和紙造形研究所は紙に携わることをやっているので、なにかできることをやろうということで、ワークショップをとおしてこのこと↓を呼びかけています。「紙は木からできている。紙の消費は森の消滅。紙は大事に使おう!」特に今年は「捨てる紙あれば、拾う紙あり!」と題して、裏面未使用のコピー用紙の回収もしました。普通、会社では情報漏洩になるので、裏面未使用のコピー用紙を外に持ち出すことはないとは思いますが、それでも何人かの方が可能なものを持ってきてくれました。今年はアースデイ40周年でもありますので、「紙漉きで絵を描く。和紙造形体験ワークショップ」では地球に感謝して、なにかイメージを漉き込んでもらいました。↓そのときにできた作品です。このようなものが30~40分でできます。ワークショップに参加された方の感想を一部ですが紹介します。「紙はとても貴重なものなんだなと実感できるステキなワークショップですね!継続してください!」江東区 GSさん「私も牛乳パックの紙すきをやっていましたので、身近に感じられました。資源を大切にすることは大切ですね」松戸市 YEさん前回の記事「2010 tesukiはがきアート展。受賞者発表!」にも多くの方の感想を掲載しています。よろしければご覧下さい。最後になりましたが、今月の19日から世田谷美術館で和紙造形公募展を開催します。ぜひ、見にきてください。和紙造形公募展「漉き込まれたイメージ」2010年5月19日(水)~23日(日)10:00~18:00(最終日のみ16:00終了)世田谷美術館主催/日本和紙造形研究所今日はこのへんで。読んでいただいてありがとうございます。よろしければ、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしてください。1日1回クリックしていただけると、たいへんうれしいです。お手数ですが、よろしくお願いします。参考までに、上の「blog Ranking」のバナーをクリックしても、ブログランキングのページが表示されるだけです。なにかを記入したりする必要などはまったくありません。ブログランキングのページが表示されたら、他のページをのぞいてもいいですし、終了するのも自由です。●yunさんの運営する「和紙造形のコミュニティ」がMixiにあります。Mixi会員の方だけになりますが、ぜひのぞいてみてください。