テーマ:暮らしを楽しむ(384358)
カテゴリ:旅行の話
まさか、我が家が時代の最先端を行くことになろうとは思いませんでした。 実家の父が、現在ウィーンで足止め中。 定年退職してから「世界遺産を行きつくす!!」と年に2~3回海外旅行に行っていた父。今までそれほど大きなトラブルには巻き込まれませんでしたが、今回は飛行機が飛ばないのでしょうがない。個人旅行じゃないので添乗員さんが居るから安心ですが、成田から千歳へ接続する飛行機もキャンセルしないとならないし、実際いつ帰って来るのか解らないので、つぎの便も予約できません。私だったら足止めされたのをラッキーと思って街中散策するでしょうが、多分ホテルでじっと待っているのでしょうね。電話もしてこないし旅行代理店の連絡では、ホテルが確保できないのでウィーンからブダペストに移動した・・・らしい。
地味に無料の奈良ツアーにでかけた娘のレポートを続けます。 鹿さんを見ながら歩いていくと、大きな釣鐘がありました。 紅白歌合戦の後に「行く年くる年」でゴ~~ンと良い音を聞かせてくれる鐘だそうです。 東大寺ッて2回も戦争で焼けちゃっているのですね。昔は七重の塔が建っていて、その上にこの日輪があったらしいです。足が悪くてツアーのみんなについてこれない一人旅のおばちゃんの動向が気になって、よくガイドさんの説明を聞いていませんでした。このツアーかなり歩くことは解っていたと思うのに、足が不自由な一人参加の70歳は超えているおばちゃん。普通なら躊躇するでしょうに、よほど造幣局か大仏さんが見たかったのでしょうね。その人のお蔭でガイドさんも困っていたし、普通なら文句のひとつも出そうなところですが、今回の皆さんはとても優しくて親切でした。50代の二人組みの女性が、両脇を抱えてずっと歩いてあげていました。 東大寺はさすがに外国人や修学旅行生で混んでいます。最後の桜が咲いています。 ガイドさんがみんなが揃うのを待っています。 正面の石段は実際に上がると、間隔が広く、意識してよッこらしょ!と足を上げないと登れません。下りが特に怖い、手すりもないし。昔の人は背も低かったでしょうから、すごく大変だったんじゃないかしら。 大仏さんの右半分。中指と私の身長がほぼ同じ。 左半分、手のひらに10人ぐらい乗れるそう 門のところに立っている仁王像が暗くてよく写らなかったのが残念。
私達はこれで満足したのに、主催者側が一番連れて行きたいおしゃれ工房がまだ残っていた・・・ここが?おしゃれ工房? 山の中を切り開いてつくったベッドタウンの中ですけど?開業当初はすごい辺鄙なところだったんでしょうね、きっと。 ミンクの毛皮の話や、ムートンの敷布団の話を聞かされてもう眠い眠い。でも時間まで店内で拘束されているので、喫茶コーナーでコーヒーを飲みながら時間をつぶしました。コーヒー1杯350円だけど、100人がこの1時間の間にみんな飲んだら、すごい売上げの喫茶店になると思うわ~。一日何組の団体が来るかわからないけど、この会社ミンクの売上げより喫茶部の年間売上げの方が多いのじゃないかしら。
3号車の人が28万円の敷布団を買ったとかいう噂を聞きながら、帰路につきました。車内は行く時に注文を受け付けたお土産を買った人(ほとんど)の荷物で満パイ。意外に三重県名産えびせんべいを買った人が多くて驚きました。 到着予定が8:30なので、途中で柿の葉寿司の店に寄り、自分の夕食分と夫のお土産に2箱買いました。これは当初の旅行予定表に入っていなかった店なのですが、閉店間際に100人がどっと買いに来て、平日にお寿司が売り切れるなんて、この店ラッキーよね。添乗員もしっかりキックバックをもらっている様子でした。 一気に食べてしまったのでパンフレットの写真でお楽しみください。 帰りは心配していた渋滞もなく、予定より30分ほど早く徳島駅前に到着。 今回のツアーは自由時間がなかったのが残念ですが、効率よくは回れましたし、なにしろ無料のお食事つきツアー、文句を言ってはバチが当たります。毛皮の店は「時間の無駄だな~」と思いましたが、お付き合いだからしょうがない。海外のようにしつこい店員もいないし、それほどの不快感もなかったので、またチャンスがあったら参加してもいいかなと思いました。何もしないで不況をなげいて傾く企業が多い中で、すごく努力してがんばっている様子を応援したくなりますが、ちょっと毛皮は高すぎるのでお土産屋さんのリベート分くらいしか協力できませんでした。各地でこのような企画旅行があるようですが、同伴者を連れて行くとお得じゃありません。どうかみなさん一人で参加して隣の席の人と仲良くなって楽しんで来てください。
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