シンガポール珍道中パート3。もんちゃんが派遣したお姉さん。
2日目はユニバーサルスタジオ・シンガポールに開園と同時に行くつもりだったので、早めに朝食を済ませてスタンバイする予定でした。そこで入口の前にあるカジノへGO!ホテルからタクシーに乗って「カジノへ」と言うと、運転手さん「この日本人朝っぱらからカジノなんて行きやがって・・・」と不機嫌にエンジンスタートさせました。カジノ入口前に行列が出来ていたので、この店に一緒に並んでみました。東南アジアは外食がとても安いので、自宅ではあんまり食事しないみたいです。朝も昼も外ご飯。なんだかわからないので、ポスターに載っているセットを注文しました。やってきたのは辛いスープに入った麺ミーシアム3,8ドル(250円)とドリンク。なんのドリンクかわからず飲んでみると・・・冷たい甘酒Barleyでした。写真よりかなり具が少ないぞ~ジャロに訴えてやる!私が頼んだのは「ラクサ」というマレー系を代表するココナッツミルクとスパイスいっぱいのエビのだしのクリーミースープに太いビーフン状の麺が入った料理。甘酒とセットで6ドル(390円)そしてローカルの朝食の定番と言えば「カヤトースト」。ココナッツと卵で作られたカヤジャムとバターが挟んであって、とても気に入りました。1.5ドル(100円)カヤジャムを買おうと思ったけど、これから遊園地に行くのに重いからなぁとあきらめました。セルフサービスって書いてあるけど、日本と違う所は、食べ終わっても食器をさげないで帰ってしまうところ。だから店が混んでいるのに次の人が座れなくて困ってる。さげる専門の人が居るみたいだけど、仕事が遅くて見ていてイライラしました。作る方は、若い人がテキパキ働いていましたよ。店内も清潔でした。お腹がいっぱいになったけど、開園までまだ1時間近くあったので、時間限定でカジノへ入りました。冷房が効いてるし、ドリンクも無料、トイレも綺麗なのでちょっとした休憩に便利です。外国人はパスポートを見せれば入れます。居住者は100ドル(6500円)入場料がかかるみたいね。自国の国民がカジノで身を滅ぼさないために考えた苦肉の策だそうです。外貨は欲しいからね。カジノ内は撮影禁止なので、写真はありません。二人とも10ドルのスロットマシーンで始めたのですが、なんだか私が当たってしまって、夫がすっからかんになった後も増え続け、入園時間になったので仕方なくやめました。朝食分は確実に稼ぎましたよ。大人の遊び場のまん前に子供のパラダイス、「ユニバーサルスタジオ・シンガポール」。公式サイトはこちらいやいや大人も充分楽しめました。大阪のには行ったことがないんですが、アメリカに続きシンガポールを制覇しました。入場する時に不思議なことがありました。入場券を買うつもりでチケット売り場に向かっていたら、私の背中をチョンチョンとたたく女性がいました。「これからチケットを買うんですか?」(英語で)すらっとした品の良い中国系の女性でした。「一緒に行く予定の人がだめになったので券が余ってしまいました。よかったら買ってくれませんか?」と言うんです。これが男性だったら断ったかもしれません、怪しくて。でも本当に感じのよい女性だったんです。「本当に大丈夫ですか?本物のチケット?」今日の日付を示して、絶対大丈夫と力説します。しかも当日券は72ドルするのに、一枚55ドルでいいって。二人で34ドル(2200円)お得。思い切ってOKしました。そして手を振りながら女性は消えて行きました。入場ゲートはたくさんあるのに、その時は一箇所しか開いてなくて、ズラ~っと並んでいます。30分近くかかりそう。夫と二人で「日曜だから混んでも仕方ないよね」としゃべって10分ぐらい経った頃でしょうか。またまた私の背中を叩く人が・・・。帰ったはずの女性でした。私の顔を見て指をクイックイっと曲げ「こっちへ来い」と言っています。訳もわからず夫と走り出しついて行きました。そうしたら今まで赤いランプが点いていたゲートがいきなり緑に変わり、待つことなく入場できたのです。まるで次にそのゲートが開くのを知っていたかのように。そしてニッコリ笑って彼女はバイバイと手を振りまた消えました。「なんで?帰ったんじゃなかったの?あの人ごみで私をよく見つけたこと。」「そりゃ、あんたは目立つもの」「お空からもんちゃんに頼まれた人だったんじゃない?」夫と二人で考えました。多分、旅行会社の現地ガイドじゃないか、と。オプショナルツアーで案内する予定にキャンセルがあって、チケットが余ったんじゃないかしら。ガイドだから何回も来てるから詳しくて、係員に開くゲートを教えてもらったのかも。チケットもきっとガイド価格で安く手に入ったのよ。あくまでも想像です。今まで過去に、本日限りなのに自分では使わない映画株主優待券を、チケット売り場の前で買おうとしてる人にあげたり、福引の補助券を抽選しようと並んでいる親子にあげたり何度もよいことをしてきたので、ご褒美もらっちゃったかな。そんなわけで入場した映画の国、最初はマダガスカル。帽子を取れとか、手を離すなとか注意がすごく多いので緊張してたけど、何も怖いことがなくて肩透かし。子供でも全然OKなアトラクションでした。そこで油断したのが次のドラゴン。待ち時間も短くてサクサク進み、5分ぐらいで到着、しかも先頭。あまりにも簡単な安全バーが逆に不安。右端に写っているジェットコースターでした。完全なる絶叫系。夫はちょっと放心状態。油断しすぎて首がおかしい。シュレックシアターで少し身体をさまし、4Dの世界を楽しみました。3Dじゃないです4Dです。行く人のためにネタばらしはしません。ジュラシックパークは残念ながらお休み中。そしてこの映画のファンでシリーズを全部見ている私達。そう「ハムナプトラ」英語の題名は違うみたいね。ここは本当に怖かった~。ハンドバッグも帽子もメガネもカメラも全部コインロッカーに入れて一切手に持つなと言うんです。そして本当にそうでした。必死で両手でしがみついてないと危なかったです。重力で首がおかしくなるので、首に自信のない人はやめておいたほうがいいです。でも映画の世界が中にいっぱいあって、私は楽しめましたよ。外では「本物?」と思うほどそっくりの兄さんが立っていて、もちろん私たちも一緒に写しました。夫は身長185センチあります。「こんなに上から肩を組まれた経験は人生初めて」と言ってましたから、この兄さん2メートル近くありまっせ。しかも主役そっくり。ほらね。長すぎてアップ拒否されました。ここでいったん切りますけどまだまだ続く。