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同じがんセンターでも施設別・病期別5年生存率に大差がありました。
症例を日本全体でデータベースしているわけではなく、施設内だけの情報で治療していて、科学的な根拠のない治療が行われていると指摘される専門家もいます。 がんになったら生存率の高い施設に行きたいですね。 何事も予防に勝る治療なしで、がんは予防できると信じています。 ********************************************************************** ◆がん治療の5年生存率における大きな施設間格差を改めて証明するデータを入手した。 全国がん(成人病)センター協議会(以下、全がん協)加盟の施設の中で、病院のタイプによって大きな5年生存率格差があることを指摘した。また、同じく全がん協の29施設を対象に、23個別施設の5年生存率に大きなばらつきがあることを明らかにした。 使用したデータは、多くの種類のがんの症例を合わせて集計したもので、病期別の分類もなされていなかった。これらのデータは施設ごとの生存率格差を強く示唆するものの、その詳しい実態は明らかではなかった。 今回、肺がん、胃がん、乳がんについて、施設別・病期別の5年生存率データを入手した。厚生労働省研究班(班長:神奈川県立がんセンター研究第3科長、岡本直幸氏)が分析を行ったもの。全がん協加盟29施設のうち21施設から提出された1996年初発がん患者に関するデータに基づいて分析し、肺がん、胃がん、乳がんの年間症例100例以上の施設については施設別・病期別の5年生存率を算定した。 ただし、今回は施設名は匿名となっている。 ▼肺がんの5年生存率 中でも4期の差が注目される。 施設1は33症例で45.5%、 施設5は28症例で34.2%の成績を得ている。 一方、施設11は41症例で0%、 施設7は31症例で0%となっている。 33例のうち15例が生存する施設と41例のうち生存数がゼロの施設と、成績がくっきりと分かれている。 3期についても差が大きい。 31症例で5年生存率32.3%(10例生存)のところもあれば、39例で5.3%(2例生存)や55例で7.3%(4例生存)といった生存率しか挙げられていないところもある。 2期でも施設6と施設12を比べると、症例数はほぼ同じなのに、生存率は3倍の差がある。さらには1期においても生存率が8割を超える施設がある一方で、5割以下の施設も存在する。 全がん協加盟施設および肺がんに関連した学会は、こうした成績格差の原因究明と格差解消策を急ぎ実施することが求められるだろう。 ▼胃がんの5年生存率 ここでも大きな成績差が存在する。 まず4期。施設Mは症例18で33.3%、施設Gは症例21で31.8%と比較的良好。その一方で、施設Nは症例30で生存数はゼロだ。 次に3期。症例27で77.8%を出している施設もあれば、症例25で32.0%のところもある。 2期でも、11例で100%の施設から15例で26.7%のh 施設まで、ばらつきが見られる。 ▼乳がんの5年生存率 肺がんや胃がんにおける格差と比べると開きは少ない傾向があるものの、やはり、かなりの生存率の違いが観察される。 4期では施設キが10例で79.1%の生存率であるのに対し、施設ウは13例で15.4%にとどまる。 ▼施設群別にも差が確認される。 このほど、これらのデータをまとめた岡本氏は、「疾病と病期を区分して比較しても、施設別格差が存在することが確認できた。今後、こうした比較をさらに進めていくことが、がんの治療成績全体を高めていくために重要だ」と語る。また、「今回は、個別施設名は公表できなかったが、今後は施設名を明らかにする方向で検討するべきだ」と、来年の集計時には施設名の開示が行われる可能性が高いことを示唆した。 全がん協に加盟する29施設は、日本のがん治療の中核となる施設。ところが、これらの施設の中でも大きな成績格差が歴然と存在しているわけだ。今後、全がん協施設が、主要ながんの生存率を病期別に開示するようになることは、がん診療の質と成績の均てん化のため、大きな一歩となる可能性がある。 ▼集計施設名 宮城県立がんセンター、栃木県立がんセンター、茨城県立がんセンター、群馬県立がんセンター、埼玉県立がんセンター、千葉県がんセンター、神奈川県立がんセンター、新潟県立がんセンター、癌研究会病院、東京都立駒込病院、岩手県立中央病院、山口県立中央病院、山形県立成人病センター(現、がん・生活習慣病センター)、福井県立成人病センター、大阪府立成人病センター、兵庫県立成人病センター、国立札幌病院、国立四国がんセンター、国立九州がんセンター (日経メディカル) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
うーむ、うちわで「医学は科学ではない」と言い切った、某大学病院の助教授(当時)の言葉を思い出します。
数ヶ月前に、ラジオで乳ガンの保存療法の生存率と、切除術後の生存率を比較したデータが発表されたと聞いたことがあります。これが初の試みだったということでしたが、結果は「有意差なし」でした。 個人的には癌は予防できるし、治るとも思っているので手術を受ける気はまるでないのですけどね。 本当に「インフォームド・コンセント」と「セカンド・オピニオン」がもっと患者サイドから見方を変えないといけないと思いましたね。 (2004/05/25 09:11:19 PM)
ナイスミドルteruさん
>はい、おっしゃる通りだと思います。 西洋医療が馬鹿にしている代替医療と科学からの目で見れば大差がないのかも知れませんね。 私達サイドが賢くなって、ノーはノーといわないとよくならないのかも知れません。 ************ そもそも科学という言葉自体に振り回されすぎなんですよね。科学はしょせん科学であって「絶対」ではないですから。検証方法が信憑性なくても科学とは言えますし。精神医学なんかその最たるものですね。 科学にしても色んな分野があるわけで、統計学的に意味がありそうでも、生化学的、神経学的、など、色んな角度で検証する必要があるんですよね。 特に医学って資格がないとものを言えない社会で、資格があると嘘でも本当になってしまう可能性を含んでいますから、検証する方は慎重にならざるを得ません。 統計なんて数字をいじれば全然結論が変わってきますからね。 人任せはやめておかないと痛い目を見るのは自分ですね。 (2004/05/25 10:41:06 PM) |
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