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カテゴリ:食・栄養
おはようございます。 ツイてるスマートエイジング実践家・染谷光亨です。 毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。 健康的な食事や食品情報は諸説あり、私は四足動物肉、乳製品は避けています。 肉を増やして野菜・果物を減らしている日本と違い、アメリカ人は、5%がベジタリアンで、2015年にはヴィーガン(完全菜食主義者)が10%、2025年にはヴィーガンが40%になる予測もあり、動物性食品離れが進んでいます。 たった1回限りの人生をどう生きるか自分の食事に関わっているほど生きていく上で食べることは決定的に重要ですが、食事の欧米化はさらに進んで脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。 アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて伝統的日本食を見直す人が増えることを強く願いたいです。 さらに低GI食品を選び、野菜・海藻、主菜、ごはんの順によく噛んで食べて血糖値をゆるやかに上げることです。 「家庭の味」遺産になる? 手作り減少 家庭料理の伝承のために全国で料理教室を開催するベターホーム協会は平成23年2月にインターネットで全国361人の独身女性(25~35歳)に調査したら、社会人になるまで親や祖父母から料理を習わなかった人が6割に上り、3割が週に1回も料理していなかったそうです。また一人暮らしの若い女性の自宅には包丁もまな板もないようです。 和食が世界無形文化遺産登録されても、遺産相続は放棄され、おふくろの味は袋の味になっているように、日本人は過去のよいことをドンドン捨てて不健康になることを好んで選択する実に不思議な民族です。 ・農林水産省/食文化 ・和食ガイドブック ・日本食文化テキスト 調理力と健康は強く相関しています。 日本人の心身の健康状態は悪化の一途であり、2012年の人間ドックの異常者は92.8%にもなり、危機感を強く感じます。 食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。 ・食育の重要性は1985年頃に気づいた。 ・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。 ・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。 ・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る ・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。 子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン) 8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。 2011年国民健康・栄養調査結果の概要 ◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア) ◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授 ◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授 1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。 食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。 ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を50~20%に混ぜた麦飯をおすすめします。 おかずは、まごわやさしいにしてよく噛んで楽しく食べたいものです。 ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取に ご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に わ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し: しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に 食・栄養を改善して腸内環境を整え、必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。 ****************************【以下転載】**************************** バターとマーガリンはどちらが体に良いのかという議論が続けられていたり、卵を食べ過ぎると体に良くない、といった食べ物に関する健康・不健康を分ける考え方がありますが、BHF(イギリス心臓病支援基金)が調査を行ったところ、バター・卵・赤身の肉・塩・砂糖に関する一般的な認識は、多くが間違っていることが判明しました。 ◆バター イギリス心臓病支援基金のジェームス・ピアソン教授が、60万人以上の参加者に関係する72の学術的研究を調査した結果、飽和脂肪酸の摂取は冠状動脈性心臓病のリスクを高めることはないということが判明。2010年に出された「飽和脂肪酸には心臓病を引き起こす証拠が見当たらない」という意見は正しかったと証明する結果になりました。 調査チームはマーガリンメーカーや政府の主張を立証するどんな証拠も見つけることができず、多価不飽和脂肪酸の摂取は心臓病を予防する効果があると述べています。 ◆卵 「卵の摂取は1週間に2つまで」といった栄養ガイドラインは、卵には心臓に悪影響を与えるほどコレステロールが含まれているため、と考えられていましたが、卵に含まれるコレステロールは血液中のコレステロールにほとんど影響がないという研究結果が出ています。そのため極端に食べ過ぎなければ、豊富な栄養を含む卵を制限する必要はないということです。 ◆赤身の肉 動物性脂肪を多く含む食品は有害であるとして、赤身の肉の摂取は制限されてきましたが、これらの警告は未加工肉と化学添加物・防腐剤などによって加工された加工肉とを区別していませんでした。実際のところ、自然の中で放し飼いにされて牧草をエサに育った羊や牛の肉には、ガン・肥満・糖尿病のリスクを減らしてくれる共役リノール酸が豊富に含まれています。 ◆塩 「塩分の取り過ぎに注意」というフレーズはさまざまな場所で提唱されていますが、これらの運動には「加工食品に含まれる並外れた塩分量が危険」という認識が含まれていません。塩分の取り過ぎに注意するのではなく、加工食品の食べ過ぎに注意するべきです。家庭料理に使う塩分量を制限する必要性は見当たりません。 ◆砂糖 砂糖が塩ほど健康被害に関する警告がなされていないのは、加工食品会社が強力過ぎるため。砂糖および甘味料はできるだけ回避する必要があり、日々甘みを抑えた食事で味覚を慣らしていくことが大切とのこと。 調査を行った研究チームの主任ラジブ・チョードリ博士は「これらの潜在的な科学的研究の発見は、現状の栄養ガイドラインの再評価を促す興味深い結果です」と話していますが、バターに含まれる飽和脂肪酸が心臓病を引き起こさないとしても、「依然として食べ過ぎによる肥満は心臓にとって有害です」と警告しています。イギリス心臓病支援基金は、多くの根拠のない栄養ガイドラインが存在する中で、カロリー計算で食事を考えることが確実であると提唱しています。 (出典:GIGAZINE) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/04/03 05:13:53 AM
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