おはようございます。
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寝酒は、眠りを促すどころか、中途覚醒の原因になったり、質の良い睡眠を妨げることはあまり知られていないようです。
アルコールにも賛否があり、有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、
リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があります。
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「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?
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酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響
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禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと
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アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人!
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「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク
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「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?
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アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響
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増え続けるアルコール依存症 女性が急増
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適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
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飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで
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女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に
適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、
週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。
適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。
世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。
・運動効果が台無しに
・遺伝子に悪影響
・肥満の原因
・女性の方がリスクが高い
・高血圧の原因
・疲れがとれない
2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。
最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、
脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。
アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。
そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。
世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。
WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。
これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。
飲酒の適量は諸説ありますが、
飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。
禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと
一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、
日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。
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医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)
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医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」
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医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒
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医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環
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医師の4人に1人がアルコール依存
米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。
日本も2014年6月から
「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。
・WHO「
アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」
英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。
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適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問
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アルコールはコカインやヘロインより危険
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英国の適量研究結果では1日5g説
が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。
・ビール:100ml
・ワイン:35ml
・日本酒:33ml
・焼酎:20ml
・ウイスキー:10ml
日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。
飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。
お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。
WHO(世界保健機関)が作成した評価法
「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)
WHOはアルコール規制強化を表明しています。
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WHO(世界保健機関)が作成した評価法
「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)
「適正飲酒の10か条」
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【以下転載】****************************
夜に眠れないから、とお酒を飲む人は多いのではないだろうか。
いわゆる「寝酒」は、眠れないときの対処法として、日本人にも馴染みが深いものだ。しかし、寝酒は眠りを促すどころか、質の良い睡眠を妨げるのだ。
寝酒には入眠効果があるのか
お酒を飲んだ夜に、いつの間にか寝てしまったが、すっきりとした目覚めを経験できた人は少ないだろう。
結論から言うと、寝酒は睡眠の質を下げるものだ。寝る前にアルコール分を摂取すると、酔いが回って眠りにつきやすくなるのは事実である。一見睡眠に役立ちそうな寝酒だが、どうして悪影響を与えるのだろうか。
寝酒は睡眠のリズムを乱す
人間は寝ている間に、深い眠りと浅い眠りを一定のリズムで繰り返している。
アルコールを飲むと、最初の眠りが一時的に深くなる。しかし、血液中のアルコール濃度が下がると、今度は目覚めやすくなり、中途覚醒の原因になる。睡眠の途中で目が覚めることは、質の良い睡眠とは言えず、翌日の目覚めにも影響するだろう。
寝酒など眠る前のアルコールの飲酒は、本来の睡眠リズムを乱してしまうのだ。
他にもある!寝酒が質の良い睡眠を妨げる理由
質の良い睡眠とは、単に寝ているというだけでなく、内臓も活動せずに休息するものだ。アルコールは体にとっては毒物であり、夜寝る前に酒を飲めば、眠っている間も肝臓はアルコールの処理に追われてしまう。
さらに、アルコール量が多ければ、処理が追い付かずに、翌日に頭痛や気分の不快などの「二日酔い」の症状が残るだろう。朝一番に体がこのような状態なら、1日のパフォーマンスが下がってしまうことは必至だ。
晩酌をする人も要注意!今日から行える対策は
1日の終わりのご褒美として、毎日の晩酌を日課にしている人は多いと思う。国立精神・神経医療研究センター病院の医師で、睡眠の専門家でもある三島和夫氏は、帰宅が遅いときの晩酌は、本人にそのつもりがなくても、寝酒をしているのと同様であると警鐘を鳴らす。以下に、毎日の晩酌で気を付けてもらいたいポイントを挙げよう。
・1日のアルコール摂取量を守る
1日の適正な飲酒量は純アルコールに換算して20g以下と言われており、ビールなら中瓶1本分、ワインなら2杯弱分、清酒なら1合分に相当する。これ以上のアルコール量は、長い目で見て健康にも害を与えるので、控えるのが賢明だ。
・寝る前3時間はお酒を飲まない
人間は一時間に7gのアルコールを代謝できるとされており、上記の1日のアルコール摂取量を守れば、約3時間で代謝できることになる。晩酌をする人は、寝る3時間前には酒を飲み終えることが大切だ。
「もう何年も前から寝酒をしているがいたって健康!大丈夫大丈夫!」そんなふうに思われた方がいるかもしれない。しかし、寝酒をやめれば明日のパフォーマンスが劇的に変わるかもしれない。まだ見ぬ自分が発見できるかもしれない。こんなふうに考えてみることはできないだろうか。
(出典:サークル)